予約記録
マンションの屋上へ行った後のある日ふと賢司は言った
「アメーバは情報媒体なんじゃないか?」
「情報媒体...?興味深いね、話を聞かせてくれよ」
僕はすぐその話に食いついた
「いや、正直そんなに現実味があるような話では無いんだ、ただあの影...」
「...アメーバ付近で発生しているやつだろ?それが?」
「影が何か人に害を加えたという実害は無いんだ、ただ目撃者は多々いる、そこから推測するに影は我々を観察しているんじゃないかな」
賢司の言葉に僕は相当納得した
「...うん、確かに実害は無いし影の挙動は僕らを観察しているだけに見える、けど何でそんな事を影はするんだい?そこが謎だよ」
僕は数秒考え込んだ、そして先ほどの賢司の言葉
「...わかったのかい?」
「アメーバは母体...なんじゃないか!?」
自論を展開する
「影という子分に情報を持って来させている、そうしてアメーバは様々な事を記憶していくんだ!」
「情報媒体ってのはそう言う事さ」
そうして数日また経過した
私立探偵KENJI 谷海ハマ @drrrrua
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私立探偵KENJIの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます