予約記録

マンションの屋上へ行った後のある日ふと賢司は言った

「アメーバは情報媒体なんじゃないか?」

「情報媒体...?興味深いね、話を聞かせてくれよ」

僕はすぐその話に食いついた

「いや、正直そんなに現実味があるような話では無いんだ、ただあの影...」

「...アメーバ付近で発生しているやつだろ?それが?」

「影が何か人に害を加えたという実害は無いんだ、ただ目撃者は多々いる、そこから推測するに影は我々を観察しているんじゃないかな」

賢司の言葉に僕は相当納得した

「...うん、確かに実害は無いし影の挙動は僕らを観察しているだけに見える、けど何でそんな事を影はするんだい?そこが謎だよ」


僕は数秒考え込んだ、そして先ほどの賢司の言葉

「...わかったのかい?」

「アメーバは母体...なんじゃないか!?」

自論を展開する

「影という子分に情報を持って来させている、そうしてアメーバは様々な事を記憶していくんだ!」

「情報媒体ってのはそう言う事さ」


そうして数日また経過した

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私立探偵KENJI 谷海ハマ @drrrrua

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