第2話
だがおれのせいじゃない
昨日の夜から降り続けている雨は全てを飲み込むかのように勢いをましている。
クラスの女子たちは雨を嫌がるがおれはそこまで嫌いじゃない。なぜなら隣の家から聞こえる悲鳴が雨の音でかき消されるからだ。
雨が降らないと声がかき消されないって普段の声量が大きすぎるんだろう。
はやく家に帰りたい。
少女と少年 ゆゆゆ @yuyuyuyuyuyuyuyuyu
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