(以下、本作からの引用)
>ミームとか言葉の誤用もそうだけど、
>人間って気付いてなかったり知らなかったりするものは
>「そういうもんか」と思って自然と無視しちゃうことあるよね
>それで知ったり感じたりした瞬間から
>逆にもうそれしか見えなくなっちゃうみたいな
クセがある、読みごたえがある、執着がある、情念がある。
そんな作者の才能を「モキュメンタリー」という枠の中にギュギュっと押し込んだらちょっとハミ出しちゃった、みたいな作品。
前作に続き、作家としてのカラーが確立されている。
たぶんこの作者、将来有名になると思う。
ということで、
「後は同時に消灯です」