善と偽善

ゴローさん

善と偽善

「一緒に家出してくんね?」

「え?」


 一学期最後の日。

 終業式が終わってまわりが騒がしくなった頃、私は一人の男子に呼び止められた。


 学校の裏に呼び出されて、いきなり言われたことに私は首を傾げる。


「家出って、あの家出?」

「家出って意味一つしかないっしょ」


 クックックッと笑う彼にムッとする。


 そんなことはこっちだってわかってる。

 でも突飛な要求をしているのはあなたの方なんですけど?


 そこまで心のなかで毒づいて私は気持ちを切り替えた。


 私へのクラスの中での認識は「いい人」

 こんなことにいちいちイライラしていてはきりがない。


 顔に作り笑いを貼り付けて尋ねる。


「どうしたの?なにか困っていることがあるなら相談にのるよ?」

「あぁ、相談か……」


 彼は困った顔をして、しばらく考え込んだ様子を見せああと、私に向き直り、

「ごめん、やっぱりなんでもないや。うん、忘れて。」

 と言い残して足早に去ろうとする。


 なんだそれ


 そう思ってまたもや心のなかで悪態をつき始める私だったが、ふとそれを止めた。


 いつもクラスの中で馬鹿みたいに騒いでいる彼。

 何も悩みがないように能天気な顔をしている彼。


 そんな彼の顔に少し陰がさしているような……そんな気がした。


「ねぇ」

 私は気がついたら彼のシャツを引っ張っていた。

「もし、私が何も聞かなかったら、一緒に家出する?」


 傍から見たら意味不明な質問だけど。


「うん、よろしく」


 彼は少し笑ってそう言った。


 □□□


「ところで、親御さんに許可もらったの?」

 その後、夜に待ち合わせをして夜行バスに乗ったところで彼は不安そうに尋ねてきた。

「私一人暮らしだから」

「あーね」

 その私の回答に彼は安心したように息をついた。

 ただ、今の答えは本当だけど、十分ではない。


 私の親は両方とも、もうこの世にはいない。


 だけど、彼のことをむやみに聞けない以上、こちらばかりが本当のことを言うのは馬鹿らしい。


 いや、本当は言っても良いんだけど、なんとなく言わなかった。


 多分プライド的ななにか?


 やっぱり何かわからないや。


 そんな事を考えていると隣から規則正しい呼吸音が聞こえてきた。


 視ると彼は目を瞑って、眠っていた。


「私も寝よ」


 なるようになるだろう。

 最悪スマホもあるし。

 彼が満足するまで、この家出旅に付き合ってやろう。


 私は「いい人」だから。


 そう自分のなかでつぶやいて、私も眠りについた。


 □□□


「……い」

「んん?」

「おい、もう着くぞ。」

 隣りにいる彼の声で目が覚める。そうだ。私昨日から家出してたんだった。


 寝起きに機嫌が特に悪くなるなんてことがない私はそのままバスを降りて、近くの喫茶店に軽やかな足で入った。

 もちろん彼も後ろについてくる。


 店員さんにホットサンドとミックスジュースの注文を言いつけて彼と向き合う。


 彼はどこかソワソワしていた。

「どうかした?」

 ざっくり尋ねる。

 これは私なりのポイント。


 なにか話したいことがある人にかけると。その人の背中を押すことができて、

 話したくない人に掛けると、「別に」って逃げやすい。

 そんな言葉。


 生前のお父さんがよく使っていて、それを真似しているうちに私もいつの間にか多用するようになっていたのだ。


 そんな私の問いに対して、彼はケロッと白状した。

「いや、なんか本当に家出したんだなぁって」

「そりゃしてるよ。おかげさまで私もこんな見ず知らずの土地で朝ご飯食べてるんだから」

「そりゃ申し訳ない。」

「まあ、楽しそうだから良いよ。あと、そんなに気負わなくてもいいから。最悪何かあったら私だけ帰ったらいいだけだし。」


 一応通帳を持ってきている私にとって、家の住所がわかっている以上いつでも家に帰ることができる。

 だからこそ私は気楽に家出することを選んだのだが。


「んー」


 彼は目を逸らせた。


 ホットサンドとミックスジュースです。私の分です。コーヒーとトーストです。それは僕の分です。ごゆっくりどうぞ。


 会話が途切れたので、早速やってきたホットサンドに勢いよくかぶりつく。

 口の中に広がる卵の味と、それを包み込むようなハムの舌触り。

 うん、うまい。


「俺もその時は一緒に帰ろうと思う。」

「へ?」


 私は頓狂な声を出した。


 その時は一緒に帰る?その時って私が帰るタイミングってこと?


「一人で置いていかれるのは不安だからさ」


 不思議に思った。


 家出という勇気がこれ以上にないとできない行為はできるのに。

 一人にされるのが怖いような臆病さも併せ持っている。


 そのことに違和感を感じながらも結局私は深堀りしなかった。


 なぜなら「いい人」だから。


「ふーん、まあいいや。それより、このあとどうするつもりなの?」


 いつの間にか最後のひとくちを食べ終えていた彼に尋ねる。いくら何も聞かないとは言ってもこれくらいの質問は許されるはず。


 彼は名残惜しそうに指先についたパン粉を払いながら、

「松山に行こうと思ってるんだ。」

 と言った。


「松山?四国の?」

「うん。」

「えっと、なんで?」

「まぁあとで話すよ。そんなに長い話でもないんだけど、ここでしてると特急に間に合わないから。」

 そう言って彼は乗換案内のアプリの画面を見せてくれた。


 そこには二十分後に出発する電車が表示されていた。

「ここから駅まで歩いて十分ちょっとかかるから急がないと。」

「わかった。」


 私は残っていたホットサンドを口の中に急いで放り込む。

 全部入れ終わった時、彼がクスクスと笑っていることに気がついた。


 首を傾げてみせると

「いや、なんか口に一生懸命ものを放り込んでいるのを見てると、むかし従兄弟の家で見たハムスターみたいだなと思うと微笑ましくって」と彼は笑った。


 顔が熱くなるのを感じる。

 私は彼を睨みつけたあと、席を立って、会計に向かった。


 □□□


「間もなくー松山ー松山ー。終点でーす。」

 電車の間延びしたアナウンスで私は目を覚ました。


 うんと伸びをして、隣を見やると、彼は私の方の上に頭を乗せてまどろんでいた。


「ちょっと、もう着くから起きて」

「んー、もうちょっとだけ……」

「ちょっと、寝ぼけないで。家出中なんでしょ?」


 そう言って彼の体を揺すると彼はゆっくりと目を開く。

 そして、周囲を見渡して「ああ」とつぶやいた。


「なんか、むっちゃ幸せな夢見てた気がする……」

「幸せな夢?」

「うん、なんか、家族みんなが手を繋いで家の近くの銭湯に行く、みたいな」

「へぇー」


 適当に相槌を打つ。それはそんなに幸せなことだろうか?

 そう思わないことはないが、私はいい人なのであえて問い詰めずに流す。。


 私は気が付かなかった。

 私のその反応に肩透かしを食らったような彼の表情に。


 電車が停まる。

「それじゃあ降りようぜ」

「うん」


 私達は荷物を持って松山に降り立った。

 □□□


「あっちー」

「あついー」


 私達は駅から出て揃って文句をいう。


 勝手に松山は比較的涼しいのかなと思っていただけに、その落胆度合いがすごい。


 確かに住んでいる都会よりは空気は澄んでいるが、その分、何にも遮られずに太陽のエネルギーが伝えられている感じがあった。


「で、電車の中では聞けなかったけどなんで松山に来たいと思ったの?」

「ああ、それね」


 一呼吸置いて彼は話し始めた。


「おれの父方の曾祖父ちゃんって松山の人だったんだ。むちゃくちゃ頭良くて京大に行ったらしい。」

 ――まぁ、直接会ったことがあるわけじゃないから噂でしか知らないんだけどね

「そんな曾祖父ちゃんなんだけど、体が弱かったらしくて、どこにも就職できなかったらしいんだ。結局松山に帰ってきて家でのんびりしてたらしい。そんなこんなしているうちに戦争が始まって、知ってると思うんだけどだんだん青年男性も戦場に駆り出されていったんだ。」

「そのひいおじいちゃんも戦場に……?」

 彼は静かに首を横に振った。

「いや、曾祖父ちゃんは体が弱かったから、最後まで戦場に連れて行かなかったらしい。でもいくら具合が悪くても頭は良かったからずっといろいろ考えてたらしいんだ。」


 そこまで言って、彼はスマホを私に見せてくれた。


『我の生まれたる意味、なかりし』


「これは……?」

「曾祖父ちゃんの日記。うちになぜかたまたま残ってたんだ。他にも色々書いてあったんだけど、ずっと自分の生きている意味を考えて苦しんでたみたい。」

 そう言いながらスマホの画面を見る彼の目は悲しみに帯びていた。


「そんな中で曾祖父ちゃんは銭湯の経営を始めたらしいんだ。『せめて戦争から帰ってきた人や戦争で疲れ切った人達が休むことができる場所が作れたら』って。」

「なるほどね。」私は頷いた。

「そのおじいちゃんに会いたいってこと?」

「いや、あー、まぁ、そんな感じ。」

 彼は一瞬反論しようとしたが、諦めた様子だった。


 ――何を言いかけたの?


 私はそれを口にしかけて思いとどまる。

 私はいい人なのだ。


 そういうことで彼についてきているのだから、彼が言いたくない言葉をむやみに聞くのはNGだろう。


「なるほどね。じゃあ、その銭湯に一回行ってみるってこと?」

 私は気になったことをスルーして、彼に尋ねた。

「うん、そのつもり。住所はメモってきたから。」

「わかった。いこっか。」


 空には薄い雲がかかり、暑さが少し和らいだ気がした。


 □□□

「ここ?」

 駅の近くのバス停からバスを乗り継いで三十分。

 彼が持っている紙に書いてある住所を辿ってきた。

「ここ、だよねぇ」

 しかし、彼は不安そうに周囲を見渡した

 目の前あるのは温泉ではなくどう見てもただの一軒家なのだ。


 「もしかして、もうなくなっちゃったのかな……」

 彼は悔しそうに拳を握りしめる。


 そんな彼を見て少し心が締め付けられる。

 松山に来てまで会いたかったひいおじいちゃんの唯一の跡がなくなっていたらそんな反応にもなるだろう。


 ただ、その一方で私は冷静にもこの状況をどう収めようかと考えている自分がいることに気がついた。

 

 ――残念だったね

 ――そのうちそのひいおじいちゃんにも会えるかもよ。


 その一言を発そうとした刹那


 彼は思わぬことを口走る


「この家のインターホン押してみてもいいかな……?」


 私は言葉通り驚きあきれた。


 自分の探したかったものが無かったのはわかるが、だからと言って無関係な人を巻き込んで良いわけではない。

「いや、だめでしょ。あっちからしたらいきなり知らない人が家に訪ねてくるんだよ。普通にやってること不審者だから。帰ろ?」

 しかし、彼は釈然としていない様子だった。

 「でも、ここまで来てインターホン押さなかったら多分一生後悔する。そんな気がするんだ。」

 そう言って、彼はインターホンに手を伸ばした。

 「だから、ダメだって!」

 私はその手を止めようとする。

「とめんな!」

 彼はその私の手を力強く振り払った。

 そのまま、彼はインターホンを押す。

 ――ピンポーン

 はいはい、今出ますね。

 聞こえてきたのはしゃがれた声だった。


 程なくして出てきたのは60歳くらいの初老のおじいさんだった。


「えっと、どなたさまかの?」

「はい、突然訪問してしまい申し訳ありません。僕たちはこの銭湯を探していたのですが、ご存知ですか?」


 彼は落ち着いた口調でそのおじいさんに話しかけた。


 そのおじいさんはその写真を見た瞬間何かを理解したのか、あぁと小さい声で呻いたような音を出したあと、


「この銭湯は15年ほど前になくなったんじゃ。ここはその跡地じゃの。」

「なるほど、そうでしたか……。」


 彼は改めて悔しそうな表情をしながら拳を握りしめた。


 そんな彼を見て、おじいさんは訝しげな顔をする。

「昔あった銭湯にお主たちみたいな若いものが一体何のようじゃ?」

「実はそこの銭湯を作ったのが、僕の曾祖父ちゃんなんです。」

「そうじゃったんか。」そこまで言ってそのおじいさんは扉を開けた。


「せっかく来たなら上がっていきなされ。麦茶くらい出しますぞ」

「じゃあ、お言葉に甘えて」

「ちょっと!」

「お嬢さんも遠慮なさらんでええぞ」

「はぁ」

 結局そのおじいさんの勢いに負けて、私はおじいさんの家に入った。

 □□□

「あの銭湯の主人は最後まで気さくな人じゃった。」

 家の中で宣言通り麦茶を出してくれたおじいちゃんはひとりでに語り始めた。


「じゃけどある日の夜、急に具合が悪くなって倒れなさったんじゃ。そこからすぐに逝ってもおた……」

 ――心筋梗塞じゃった。


 おじいさんは惜しむように言った。


「だから、残念ながらお前のひいおじいちゃんに会おうと思ってももう会えんのじゃ」

「そうですか」


 しばらく沈黙が流れた。


 そんなわたしたちの状況に気を使ったのか、不意におじいさんは「そうじゃ」と声を上げた。

「その温泉がうちに残ってるからせっかく来たんじゃから入って行くか?」

「「え?」」

 私たちは素っ頓狂な声を出した

「あの銭湯のお湯は道後温泉と同じ源泉から引いてきとったやつでな、潰すのは勿体無いと思って残しているんじゃが……どうじゃ?」

「入らせてください!」

 □□□

「やばーい。むっちゃ気持ちいいわ」

 今、私はそのお風呂の脱衣所の外にいる。

 一緒に入る?と揶揄われたが、もちろん一緒に入るわけにはいかないので断った。


「良かったね。」

「うん、ほんとに一緒に入ればよかったのに」

「もう!からかわないで!」


 私は顔が赤くなるのを自覚する。

 でも、彼とこうやって心穏やかに話すのも悪くない。

「じゃあ、残念ながらひいおじいちゃんには会えなかったけど松山来てよかった?」

 私は彼に尋ねた。


 しかし、返事は帰ってこない。

「ねえ、聞いてる?」



 返事は返ってこない。

 ――のぼせて倒れちゃった?


 私は一つの可能性が思い浮かんだ。

 そのことをおじいさんに伝えに行こうとしたその時。


「なんかさ。もう隠さなくていいかなと思って言うんだけどさ。今回の家出は曾祖父ちゃんに会いたかったわけじゃないんだ」

 ――え?

「ずっと言わなくてごめん。すでに曾祖父ちゃんが死んでることは知ってたんだ。」

 ――じゃあなんで、来たの?

「えっと、ちょっと話長くなるんだけど、聞いてくれる?」

 ――うん

「ありがとう」


 風呂の中からザブー、とお湯が流れる音がする。


「ここに来たかったのは俺じゃなくてうちの母さんなんだ。うちの母さんは小さい頃松山に住んでて、よくここの銭湯に入ってたらしい。」


「うちの母さんはすごいおじいちゃんっ子だったらしくてよく遊びに来てたらしい。」

「でもやがてじいちゃんの―――母さんから見たらお父さんの転勤で、引っ越すことになった。」

「だから、だんだん母さんと曾祖父ちゃんは疎遠になっていったらしい。」

「そのあと、母さんのお父さんが不倫してたのがわかって、母さんの両親が離婚したらしい」

「母さんは父方の実家に行くことを禁止されたんだ」

「母さんとしてはっもちろん行きたかったけど、自分の主張ができずにここまで来たらしい」

「でもついに我慢できなくなって今日俺と二人で松山に来ようって計画してたんだけど」

「昨日急に倒れてしまったんだ。」

――えっ、大丈夫なの?


「……うん、容態は安定しているよ。」

――それは良かった。じゃあ今回の旅の感想をお母さんに伝えてお母さんを元気づけないとね。

「えっ……うん、そうだね」


それを受けて私は元気づけようとした。

「実は私は両親をなくしてるんだ。」

「えっ?」

「うん、そんな私から言えることは両親が生きているうちにできる限り親孝行しとくべきだよってこと」

「……ハハハ、なんかありがとう。」

「どういたしまして」

私は顔をほころばせた。

 □□□

 その後、私達は深夜バスに乗って地元に帰ることにした。

 彼は、温泉で素直に私に話したのが、恥ずかしかったのか私とあまり目線を合わせてくれなかった。

 ――かわいいな。

 そんな彼に胸の鼓動が早くなるのを感じた。

 ――この胸の高鳴りって、もしかして……


 そこで考えるのを止めた。

 本格的にこのことを考えるのはまだな気がした。

 そうやって、バスに揺られて2日ぶりに地元に戻ってきたのだが、私も彼も彼の家に近づくにつれて違和感を覚え始めた。

 彼の家に、沢山の人が出入りしていたのだ。


「あんた、こんな時にどこ行っとったん?」

 彼の家から出てきた近所のおばさんが彼を見つけて足早にやってくる。

「あんたのお母さん、亡くなったで」

 □□□

 彼の家からの帰り道。

 ――私がしたことはこれで良かったのだろうか?

 ふと先程見た、泣き崩れるのを我慢しながら、母親の枕元で母親に話しかけていた彼の姿を脳裏に思い浮かべながら考える。

「お母さん、おれ、旅にだっていけるんだよ……だから安心してゆっくり休んでよ」

「俺、親孝行できてたかな?」

彼はぽつりぽつりとつぶやいていた。

 彼のためを思って一緒に行ったけど

 あまり自分から聞かないようにしていたけど。


 本当に彼が私に求めていたことは

 それだったのだろうか。

 "いい人"としての私だったのだろうか?

 私が勝手にいいことをしたと勘違いして勝手に気持ちよくなって。

 でも肝心のところでは「人に迷惑になるから」という理由で彼の思いを踏みにじりそうになって。

築いたら彼のことを苦しめていたのではないか。

 これを世間では『偽善』というのではないか。

 私は彼に向ける顔がないことに気がつく。


 しかし一方で、皮肉なことに私の中で彼への思いが大きくなりつつあるのも感じていた。


 もちろん今の私に彼に対してどうする資格もない。

 彼も私に関わってほしくないと思っているのかもしれない。


 だから、とりあえず彼を遠くから見つめておこう。

 そして彼が危なそうだったら今度は私がしっかり助けてあげよう。

 彼は人にSOSを出すのがきっと苦手だから――


 私はそう決意した。

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善と偽善 ゴローさん @unberagorou

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