第4話
328:名無しの冒険者
もう王女様だけで魔王討伐の旅に出れば良かったのでは?
329:スレ主
>>328
そう簡単な話では無かったんですよ
なにせ、配下の魔族ならともかく魔王は邪神の加護がありまして
私一人ではきっと倒せなかったでしょう
330:名無しの冒険者
普通の魔族なら倒せた、って読めんだけど
気の所為かなwww
331:名無しの冒険者
加護がどうして関係してくるの?
332:スレ主
邪神の加護を受けたものが魔王になるように
我々の神の加護を受けたものが勇者になるのです
そしてそれぞれの加護を受けたものは、対となる存在同士、あるいはそれぞれの専用武器でしか致命傷を与えられないのです
333:名無しの冒険者
んー、行間を読むと
王女様が魔王をぶん殴って多少ダメージを与えることはできるけど
倒せない、殺せないってことでおk?
334:スレ主
察しが早くて助かります
えぇ、その認識で間違いありません
335:名無しの冒険者
なんでぶん殴る前提なんよwww
336:名無しの冒険者
殴り殺す前提で草
337:渡航者
そもそも専用の武器でしか倒せないとか
世界構造のミスだろ
誰でも倒せるようにしておけよ、とは思うよな
338:名無しの冒険者
明日から君も勇者だ!!
ってなって、その気になった無能な命が散っていくんだろ
339:名無しの冒険者
>>338
なんで急に辛辣になってるのwww
340:名無しの冒険者
まぁ、そんな簡単に倒せたら神の威厳とかそういうの無いしな
やっぱり、上位存在的には無敵感がほしいところ
341:名無しの冒険者
また話が逸れてる
(´・ω・`)
342:スレ主
続き、書きますね
343:名無しの冒険者
えーと、どこまで聞いたんだっけ?
344:名無しの冒険者
王女様が飛び蹴りで、本来ならいないはずのモンスターを即死させて
襲われてた戦士を助けて、あぁ、そうそう
倒したモンスターの解体作業を勇者に仕込んだとこまで
345:スレ主
説明ありがとうございます
では続きを書きますね
346:名無しの冒険者
あ、待って待って
質問いいですか?
347:スレ主
どうぞ
348:名無しの冒険者
(´-`)oO{はやく話進まないかなー
349:346
勇者はちゃんと解体出来たんですか?
350:スレ主
>>349
腰が引けてました
351:渡航者
まぁ、だろうなぁ
だって現代っ子だもん
教えられたからって、
下手ながらも、はい出来ました
とはいかんよな
むしろ、死んでるとはいえ生き物に刃物たてるってこと自体できない子のほうが多いよ
352:スレ主
解体作業しながら血まみれになった私の手を見て
嫌悪感を示していたのは間違いないですね
353:名無しの冒険者
こんなんでよく魔王倒せたな
354:名無しの冒険者
魔王倒すのも、まぁ【殺し】であることは事実だしな
355:名無しの冒険者
モンスターといえど、生き物は殺せません
解体できません
血まみれの手には嫌悪感抱きます
って、ほんとよく魔王倒せたな
356:スレ主
答えを言うと、教育しましたから
解体作業も調理も出来るように、旅の間、私が勇者へ叩き込みました
357:名無しの冒険者
oh(´・ω・`)...
ほんと、お疲れ様でした
358:スレ主
そうじゃないと食事当番からいろいろ回せそうにないな、と判断したので
359:スレ主
解体作業からはすぐ逃げようとするので、泣いても怒っても、要は癇癪起こそうが容赦なく教えこみました
360:渡航者
スパルタで草
361:渡航者
現代っ子にはガチでキツかったろうな
362:名無しの冒険者
癇癪おこしたんか、勇者
363:スレ主
解体作業のたびに
とはいっても最初の方だけですけど
こんなの、勇者の仕事じゃないって泣き喚いてました
364:渡航者
うーんwww
現代っ子www
つーか、バイトすらしてなかった可能性もあるな
要は社会の理不尽さに触れてない感がある
まぁ、王女様視点だから、勇者視点だとどうなってたか気になるところだwww
365:名無しの冒険者
>>364
本屋いって、自伝とかエッセイとか買ってくれば?
勇者のが1番売れてるから、基本どこの本屋でも平積みになって置いてあるし
366:渡航者
そうだな
そうしてみよ
読み比べながら、このスレ見てこうかな
んじゃ、ちょっくら買ってくるわ
(・ω・)ノシ
367:名無しの冒険者
おう、いてらー
368:名無しの冒険者
てらー
369:名無しの冒険者
行ってらっしゃい(*^^*)
370:名無しの冒険者
王女様、不敬とは思いつつ書き込みます
続き、はよ(ノシ 'ω')ノシ バンバン
371:スレ主
あぁ、はい
もう少し詳細にこの時のことを書いていきますね
372:スレ主
モンスターが起き上がらないことを確認した後
私は、モンスターに襲われ怪我を負った戦士の状態を確認し
回復魔法を掛けました
その後、お互いのことを紹介し合いました
なにもせず突っ立っていた少年が勇者だと知ると、そちらの方へ真っ先にお礼を言いに行っていましたね
まぁ、私は聖女としか自己紹介しなかったので無理も無いですが
373:名無しの冒険者
王女だとは説明しなかったんだ
374:スレ主
したんですけど、信じてもらえませんでした
まぁ、格好が格好だったので仕方ないですけど
375:名無しの冒険者
あからさまな差別で草も生えねぇ
376:名無しの冒険者
そういや、戦士の方の本だと
聖女のことを最初、飯炊き係だと思ったって書いてあったな
蹴りでモンスター倒したとは書いてなかった
377:名無しの冒険者
勇者の方もだよ
聖女が、蹴りでモンスター倒した、なんて書いてなかった
378:名無しの冒険者
いや、書けないだろ
大の男二人いて、片方は軟弱現代っ子とやらで
もう片方は、モンスターに殺されそうになってた
そんな中、自分たちより年下の女の子がモンスターを蹴り殺したとか
プライドが許さなかったんじゃねーの?
379:名無しの冒険者
そんなプライド捨ててしまえ
って思ってしまったwww
380:名無しの冒険者
んー、プライド云々じゃなくて
あくまで本を売るために添削した結果じゃね?
本当のことを書いたからって、売れるような、読んでもらえるような内容じゃないと意味ないから
ワンチャン、編集の担当に没くらったとかじゃね?
381:名無しの冒険者
あー、なるほど
編集からのアドバイスで添削、没にしたってのはありうるか
382:名無しの冒険者
でもさ、だからって戦士は助けてもらったのに
聖女にはお礼を言わず、真っ先に勇者に言いに行ってるのがモヤるというか
383:スレ主
まぁ、飯炊き係で従者みたいな
そんな第一印象だったらしいので仕方ないですよ
384:名無しの冒険者
それはそうと、戦士はなんで林にいたんだ??
385:名無しの冒険者
>>384
本、読んでないのか?
386:384
文字ばっかりの本、眠くなるんだよ
だから、勇者パーティの冒険については舞台を見に行っただけ
387:名無しの冒険者
眠くなるなら仕方ない
388:名無しの冒険者
あのな、戦士は自分の最愛の妹のために薬草を取りに来てたんだよ
389:名無しの冒険者
薬草?
390:名無しの冒険者
そ、当時、戦士の幼い妹は魔王の侵攻によって発生した瘴気で体を壊してな
それこそ余命幾ばくもない、って状態だったらしいんだ
戦士はそれでも妹を死なせないためにやれる事はやろうとしていた
薬草も、瘴気による症状を緩和させられるからってことで取りに来てたんだ
391:名無しの冒険者
買った方が早くね?
392:名無しの冒険者
買うより、取りに来たほうが数を集められるし
なによりタダだからってことだったらしい
393:名無しの冒険者
なるほどね
394:名無しの冒険者
で、その話を聞いた勇者が王女様に、助けてやれないかって相談して
王女様が快諾したって流れになる
これは勇者と戦士、両方に書いてある
ちょっと流れが違う部分もあるけど、それは主観の違いかなって程度だよ
395:名無しの冒険者
ふむふむ
396:名無しの冒険者
王女様、この流れはその通りなんですか?
397:スレ主
( *´꒳`*)
398:名無しの冒険者
え、なに、その顔文字
399:スレ主
いえ、フフッ、てなっただけですよ?
400:名無しの冒険者
いや、怖いよ!
なに?
何に対してフフってなったの??
王女様?!
401:スレ主
いえ、私も仲間の書籍は一応、揃えてるんですよ
最後まで読めたのは魔法使いのものだけですが
そうですか、勇者と戦士はそのように書いてたんですね
ふふっ(*´∇`*)
402:名無しの冒険者
顔文字が恐いってなったの、初めてだよ
403:名無しの冒険者
じゃあ、ここもか
この部分も違うのか
404:名無しの冒険者
王女様視点だとどうなってたんですか?
405:スレ主
まず、瘴気の症状に対して薬草を使用するのはいいんですけどね
使用する薬草が間違っていました
戦士の事情を聞いた上で、その事を指摘しました
406:名無しの冒険者
え( ̄▽ ̄;)
407:名無しの冒険者
え!!!Σ(゜ロ゜!(゜ペ?)???
408:名無しの冒険者
そうなんですか?
409:スレ主
中途半端な知識しかない、モグリの神官か闇医者だったかに助言されたらしいんですよ
少なくとも、この時、彼が取りに来ていた薬草では妹さんの体を蝕んでいた瘴気の症状には全く効果がありませんでした
410:名無しの冒険者
指摘して、どうなったんです?
411:スレ主
嘘をつくな、と怒鳴られました
((*´ ᵕ`)フフッ
412:名無しの冒険者
だから、笑顔が怖いって
((((;゜Д゜))))
413:スレ主
ここで勇者が取り成してくれました
私の言葉は信じられなかったみたいですが、勇者の言葉は信じたわけですね
思い出したら、ちょっと笑いが込み上げてきました
フフフ(´^∀^`)フフフ…
414:名無しの冒険者
なんか、妹っていう女性が身近にいるのに
他人ではあるけど、他の女性に対しての扱いがクソじゃないか、戦士は??
415:スレ主
>>414
まぁ、そういう性質の人なので仕方ないですよ
魔法使いに対しては普通だったんですけどね
416:名無しの冒険者
え、なんで??
417:スレ主
おそらく、伴侶の存在があったのではないかと
ほら、既婚者の方のほうが人生経験を積んでいて、信頼出来る、といった考え方というか価値観があるじゃないですか
おそらく、そういうことなんじゃないかと
418:名無しの冒険者
戦士だって独身じゃん
それも二十歳過ぎてるのに独り身なのに
419:名無しの冒険者
それ言ったら、勇者もその当時は独身だろ
420:スレ主
まぁ、要は舐められていたんでしょうね
旅の途中で私が本物の王女だとわかった時には、顔を青ざめさせていましたけど
421:名無しの冒険者
そういや、王女だっていうのも信じなかったんだったか
422:名無しの冒険者
勇者がとりなしてくれて
それでどうなったの?
423:スレ主
その後は、2人の書籍に書いてあるだろう流れになりました
私が戦士の妹さんを癒し、回復させました
お礼を言っていましたよ、勇者に
424:名無しの冒険者
うわぁ
425:スレ主
頭を地面に擦り付けて、感謝していましたね
勇者に
((*´ ᵕ`)フフッ
426:名無しの冒険者
王女様、特権使って戦士を処刑したほうが良くないか?
427:名無しの冒険者
お礼言ってた時の勇者の反応、気になる
428:スレ主
満更でもない反応でしたね
私を見て得意げでしたし
まぁ、おそらく解体作業させたことへの意趣返し、といったところもあったのでしょうけど
429:名無しの冒険者
勇者ァァァア!!??
おめぇ、何やってんだ!!
430:名無しの冒険者
なんか、子供だな勇者
431:渡航者
買ってきたー
勇者と戦士の本は平積みになってた
けど、魔法使いのがラスイチだったわwww
魔物使いのは、売り切れてた重版かかってるらしいからそのうち並ぶだろってさ
432:渡航者
そして書き込みを遡って読む
うんwwwクズエピソードwww
嫌いじゃないよ、こういうのwww
433:渡航者
それで人助けした後、戦士が恩を返したいからとパーティへ加入したわけねwww
(戦士と勇者の本を読みつつ)
434:スレ主
えぇ、そうですね
435:名無しの冒険者
あの、質問いいですか?
妹さんは、どんな反応だったんですか??
436:スレ主
しっかりした妹さんで、ちゃんと私にお礼を言ってくれました
別にお礼目的で癒した訳ではないですけど
そんな妹さんを見て、戦士が、
「まずは勇者にお礼だろ」
と注意してました
437:名無しの冒険者
うわぁ、戦士がクズだ
438:スレ主
それを受けて妹さんが、戦士を怒鳴りました
誰が治してくれたのか理解しているのか、と懇々と戦士をお説教していました
それから改めて、そんな兄の頭を私に向かって下げさせ、お礼を言わせていましたね
439:名無しの冒険者
妹さんがパーティに加入すれば良かったのに
440:名無しの冒険者
戦士じゃなくて、妹さんの方が人が出来てる気がする
441:名無しの冒険者
えっと、戦士の反応は?
442:スレ主
バツが悪そうでした
それだけです
443:名無しの冒険者
なんか、よくそれで加入認めたなぁ
444:スレ主
ずっと二人旅のままだと、戦力不足になるのは目に見えていましたからね
人として多少問題があっても使えそうだったので、私は表立って反対はしませんでした
445:名無しの冒険者
うわぁ、オブラートに包んでるけど
つまり、人間性がクソだけど攻撃力高そうだから仲間に入れるのに文句いわなかった、ってこういうことだろ
446:名無しの冒険者
あの、失礼は重々承知なんですけど
そういうことが積み重なって、胃痛になったのでは?
447:スレ主
私の胃痛より、世界平和のほうが大事ですから
448:名無しの冒険者
ガンギマリ過ぎですよ、王女様
449:スレ主
さて次は、と
残念、今日はここまでです
450:名無しの冒険者
へ?
451:名無しの冒険者
なんで??
452:スレ主
そろそろ離宮に戻らないと
せっかく私のために作ってくれた料理が冷めてしまいますからね
この続きはいずれまた
453:スレ主
では、皆様ご機嫌よう
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