011:匿名コン用語集の誕生 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093084362861078/episodes/16818093084577019419


 実際の「匿名コンの歴史」なのか、ありえたかも知れない歴史なのか……。ふたりでひとりの作家が織り成す、軽妙な語り口とハートフルな関係性で彩られる年代記クロニクルを読み進める手が、止まりません。

 ふぅン、止まらないねぇ!


 そういえば劇中の板野先生ふたりでひとりのさっかを見ていたら思い出しましたが、筆者もとあるJK字書き女史(当時)と懇意にさせてもらっていたときは、こことは別のサイトで「遊月奈喩多でありその御方でもある名義」を使っていた頃がありましたね。Twitter(当時)運営については、使い始めた頃に恐らく炎上狙いの人気作ディス投稿にJK女史が綺麗に引っ掛かって喧嘩になってからは筆者がしていましたっけ……。

 また、ふたりでリレー小説を載せようということで作成したアカウント(前述のものとは名義もサイトも別です)もあれでしたね……相手の方がご自分のアカウントを作られたことで、まだ自分用のアカウントを作っていなかった筆者が引き継いだんでしたっけね。とはいえ、実はこちらのアカウントでは某ビーンズな文庫やホラー系の文庫から発売された短編集に拙作を載せていただいたこともあるので、当時はかなり気分屋だった彼女に感謝してもいるのですよね。


※ メイン運用を彼女にお願いする予定で「女性」でプロフィール設定したままになっていたので、いざ出版社の方と電話でやり取りする段階になったとき『ご本人ですか?』みたいな反応をされたのもよい思い出です


 そして歴史Chronicleといえば皆様、魂に刻まれた名盤があるかと存じます。そうですね、人類の滅亡を『史実』とする残酷な歴史the Black Chronicleに抗う少女の旅路、そしてその先々で紡がれた歴史を歌った物語音楽Chronicle2ndの存在ですね。某地平線の王国のインディース時代最後のアルバムにして至高の名盤と語られることの多い本作ですが、いやぁ……やはり筆者が好きなのはあれですかね。全4曲から成る、ある二国間の戦争を描いた歌が好きでしたね……特に2曲目。

 3曲目もいいんですけどね。人が歩んできた過去れきしは基本的に取り返しがつかない。どれほど悔やんでも、悲嘆に暮れても、取り返せるものではない。だからこそ人は歴史に学んで、それらを飲み込んで前に進まなくてはならない──そう語る楽曲なわけです。


 この当時のCDはまだ領主だった当時の王様が即売会で渡してくれていた、音楽のほとんどが彼による打ち込みだったものだと記憶しているので、映像でのライブとかそういうものが恐らくないんですよね(筆者はメジャーデビューしてだいぶ経ってから知ったファンなので、デビュー前の動向にはあまり明るくありません)。クロセカは……映像でも見てみたい気持ちが強いんですよねぇ……!!


『匿名コン用語集の誕生』の感想とさせていただきます。

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