006:それでもイベントは回っていく 感想
お話
https://kakuyomu.jp/works/16818093084362861078/episodes/16818093084468089564
うわああああああッ!!
※ いま、筆者は楳図か●お先生の漫画みたいな顔で叫んでおります。たぶんこのお話の作風的にはそれが相応しいはず!
凄いですね、『誰がいちばん上手かな?』というノリで片付けてはいけないコンテストのような気もしますが……というか、今までが文字書き関係のコンテストを題材にしたお話続きだったこともあって、いきなり別の時空に飛び込んだような心地になりましたよ、筆者!
ということで、「クラリネットをこわしちゃった」を口遊みながらお尻を叩いてもらうことで冷静になれる主催者(何だろう、その習性)が、今後どういう風にイベントを進めていくのか……今後に期待です!
改造といえば筆者が少し前に読んだ漫画を思い出すのですが(この作者はいつも成年マンガを思い出します)、隕石から現れた敵性生物に対抗するべく幼馴染みの科学者っぽい少年と組んで正義のヒーローとして立ち上がったヒロインが、無理やり解除すると死んでしまう類いの催眠術をかけられたことでよりにもよって敵性生物たちの首領と友好関係を結んでしまった幼馴染みを人質にとられる形で首領と交わるように強いられるお話なんですね。
この首領、絶対に裏があるとわかっているのに幼馴染みの少年やヒロインに友好的に接してくるし、しかも徐々に欲望や醜い一面を晒し始める人間たち(もちろん催眠術じみたものをかけられています)とは引き換えにあくまで優しい態度にすっかり心が傾き、最終的にはヒロイン自ら望んで首領と交わるようになっていくんですね。こうなったらもう敵側の思うつぼ、人類最大の戦力で侵略の障壁であったヒロインに自分の因子を流し込み、自分たちと同じ生物に改造していってしまうんですよね。王道ながら、やはり王道と呼ぶに相応しい破壊力のあるお話でした。
個人的にツボだったのは、ヒロインと敵の首領が交わるときにその様子を見ていた少年(催眠状態)のモノローグが流れる場面で、「彼女にとって必要なことだ。とても大切でいいことのはずなのに、なんだか胸が痛い……? な、なんだろうこの気持ち……どうして、僕は……」的なことをいうんですね。
そうそうそれそれ!
それが見たいのよ
どん●衛のCMというとどうしても地上最強の父親が頭に浮かびがちですが、そういえばセフィ□スもいましたよね。懐かしくなって見返していたらいい声過ぎてちょっと息が止まりそうになりました。ありがとう、歴代ど●ぎつね。
旅先のダムでたまたま見かけた狐を撮影していたら寄ってきたものの、あげられるものも触れ合うつもりもなかったから結果置いていくことになって心苦しかった思い出を甦らせながら、『それでもイベントは回っていく』の感想とさせていただきます。
あんまり野生の生き物に食べ物とかあげるのもね、ちょっとどうかとも思っちゃいますものね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます