005:行方不明となった匿名企画主催者が残したと思われるレポート 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093084362861078/episodes/16818093084442865924


 文字書き系の匿名企画における得票機会の不均衡……これは確かに、主催する場合は気になるところかも知れませんね。是正したくなる気持ちもわかろうというものです。それについて様々な思案をする語り手が、だんだんとアレなことになっていく様子が刻み込まれたお話でした。

 最後、語り手はどうなっちゃったのでしょうね? 人類をどうする計画を立てようとしちゃったのでしょうか、かゆうまの時代が来てしまうのかも知れません。


 さて「新世界の神」の文脈で暴走トラックと見ると、メディアミックスのたびに罪状が重くなっていくシブタ●を思い出してしまいますね(漫画版だとただのナンパ、アニメ版だとナンパ相手を脱がしにかかり、映画だと確か児童を殺したうえに責任能力がないように見える演技で裁判を乗り切っていました)。

 シブ●ク、ドラマ版だと何してましたっけね。いやそもそもドラマ版にシ●タク出てきてましたっけね。あとドラマ版というと、あの探偵の後継者がまさかの事態になっていた驚いたのもよい思い出でした。思い返すと新世界の神がドルオタになっていたという話を大学の頃にしていたので、あのドラマも10年近く前ですか……、ドルオタの神として主演を務めた俳優さんがかなりの名演技を見せてくれたために、ドラマを見ていくうちにだんだんと『これも夜神月だな』と思えたのも、よい思い出でした。


 そうそう、アイドルといえば、やはり昨今で大きく話題になっているのはあの子でしょうか、目に星を宿した完璧で究極のアイドルでしょうか?(いきなり二次元の話になります)

\ちなみに筆者にとって『また堕ちる』『また好きにさせられる』『目を奪われる』『信じ崇めてる』完璧で究極のアイドルといえば、身長193cm体重82kg、一般的に美しいとされるものを美しいと思えず、一般的に尊ばれるものを尊べない感性なのにおよそ一般の人と呼べる人々よりしっかりとした倫理観や、かなり厳格な信仰心を備えていたために自分自身を「欠落している」と感じて苦しんできた過去を持つ、八極拳(実在するんですね)の使い手で麻婆豆腐が大好きな低音ボイス神父が真っ先に思い浮かぶのですが、皆様のなかで「完璧で究極のアイドル」と呼べる推しは誰ですか?

(筆者、FでGでOなソーシャルゲームはかなり前に引退した──というかせざるを得なくなったものの、この神父がプレイアブル実装されたという一報を聞いたときはちょっと狂ったようにSNSで叫び、リアルではそこかしこで転がり、当時放送されていた彼の登場するコマーシャルを見てはなかなかに気持ち悪い笑い声を漏らしてしまっていたものです。それでもいいじゃない、好きなんだもの)


 などと語っていると筆者には推しがこの神父しかいないように思われそうですが、一応他にもいるんですよ。いるのですが、さすがにこれ以上語ると作品の感想とは言えなくなりそうなので、今回はこの辺りで。

 

 推しって人生の支えになるよねという締めと共に、『行方不明となった匿名企画主催者が残したと思われるレポート』の感想とさせていただきます。

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