第3話

 俺たちはしらみつぶしに映像を確認していった。

 最初に確認するのは一昨日の夜。挨拶をしていないロボットを適当に見つけ、感染する瞬間を探す。そうして感染元を特定したら、さらにその感染元を探す。その作業を繰り返した。

 単純な作業だが施設の規模がやたらと大きいせいで時間がかかった。

 作業開始から一時間は経った頃。俺は遂にたどり着いた。

 施設の各地で見られた挨拶運動がすべて、あるひとつの時間と場所から生まれたことが判明したのだ。

「みんなこれを見てくれ」

 俺はデイビスとミリーに呼びかけると、映像を見せた。

 廊下を斜め上から映したものだ。時刻は昨日の午前9時。廊下で四体のロボットが台車で荷物を運んでいたところから始まる。

 荷台には密封されたケースの中に、現代アートらしきヘンテコな物体があった。幾何学的な形の物体が積み木のようにくっ付いているが、その積み木一つがさらに同じ形の小さな積み木でできている。それがまた小さな積み木できていて――永遠にその繰り返しなのだ。いうなればものすごく複雑なフラクタル図形の積み木だった。

 見ているだけで眩暈がしてくるその物体は、新しい収容物なのだろう。

 組織のエージェントが回収した超常的物体は施設でロボットに預けられ、自動的に管理手続きが行われる。この映像は、まさに収容作業をしている瞬間なのだ。

 映像を進めていくと、カメラの手前から人影が現れた。

 それは白衣を着た長髪の女性の後ろ姿だった。

「あれってミリーだよな?」

「そうね私だわ」

 ミリーは呆然とした声で言った。

 映像の中で、ミリーは台車を押すロボットたちに向けて「ごくろうさまー」と言いながら片手をあげて通り過ぎていく。

「……えっ。これが?」

「そう。すべての挨拶のはじまり」

 映像ではこの後、台車を押して収容物を保管したロボットたちが挨拶運動を施設中に広めていくのだ。

 唐突に、ミリーが困惑した様子で叫び出した。

「待って。私知らない。これは何かの間違いよ!?」

「落ち着きなって。別にミリーを責めてるわけじゃないんだから」

「そうそう。まだ犯人だと決まったわけじゃないし」

 俺とデイビスが優しく声を掛けるものの、ミリーは頭を抱えて震え出していた。

「違う。違うのよ。そんなことは気にしていないの」

「いや気にしようよ」

「私が言いたいのは、……私達がすでに感染しているってことよ!」

 言葉の意味を理解するのに、たっぷり五秒を要した。

「あああ! ジャック。ミリーから挨拶されたよね!? 通話に出た直後に!」

「俺……返事した?」

「ええ。『こんにちは』って言ってたと思う」

 頭から血の気が引いていくのがわかった。しかし、気力を振り絞って口を開く。

「でも感染したと決まったわけじゃないだろ!」

「見苦しいなぁ。潔く認めちまいなよ。楽になるからさぁ」

 デイビスは椅子に沈みこみ、天井を振り仰いで呟いた。

 ちくしょう。状況を受け入れるの早すぎだろ。

「それもそうね。まずはこの挨拶ウイルスの出所が知りたいわ。私はいつのまに感染したのかしら」

「そりゃあ、あいつらが運んでいた収容物が原因だろうなぁ」

 俺は再び監視カメラの記録映像を見た。台車で運ばれる収容物。あのフラクタル図形の積み木以外に原因など考えられない。

「調査報告書は無いの? その収容物を持ってきたエージェントが提出してるはずだけど」

「あー、昨日入った収容物ね。一つだけあった。もちろん報告書は読んだわ」

「そこにはなんて?」

「それが困っちゃうのよ。『未知の物質で構成されており、明らかな異常性を検知したが何が異常なのかわからない』だってさ」

「なんだそりゃ」

「ね? おかしいでしょ? ……でもまあ、私達が異常に気付いたのはロボットたちが挨拶をしていたからで、それがなければ測定器のエラーだと思ったでしょうね」

 デイビスが首を傾げた。

「結局、この収容物はどういうものなんだろう?」

「これまでの状況から推測する限り、あれは視覚を通して感染するウイルスの発生装置……なのかもしれないわ。あのフラクタル図形を眼にした人間は脳の中に特定のパターンをもった電気信号を作ってしまう。いわゆるコンピュータウイルスね。それが周りの人間に挨拶するように仕向けるの。そしてどういうわけか、挨拶された側にも拡散していく……。説明が付かないわね」

 最後は独り言のようにミリーが言った。

「うーん……。でも、ロボットはミリーに声を掛けられるまで挨拶運動は起きていなかったんでしょ? ミリーが通り過ぎる前にもロボット同士ですれ違ってるんだから、そこから感染しないのはおかしいよ」

「変異したのかも」

 俺は呟いた。脳裏を掠めた理解を逃がすまいと言葉を紡ぐ。

「あの収容物の効果は人間にしか作用しない。だから搬入時にロボットたちに感染することはなかった。でもミリーが感染して、反射的に目の前で動いているロボットに挨拶した。そのとき発信されたウイルスがロボットと接触したことで変異したとしたら」

「ううむ。確かにウイルスは増殖を繰り返せば変異が起きる確率が高くなる。でもそんなに早く変異するものかしら……」

 ――行き詰ってしまった。このまま仮説を立ててもしかたがない。

 そう考えた俺は、諦観の念を込めて言った。

「でもまあ、人間同士の挨拶はずっと昔から行われてきたものだし。なにも問題ないさ」

 挨拶なんて大騒ぎすることじゃない。うん。だんだんそんな気がしてきた。

 俺の言葉にデイビスとミリーも頷く。

「……あれ? じゃあこの収容物は誰が作ったんだろう?」

 デイビスが発した疑問に、俺とミリーは動きを止めた。

 人間はすでに挨拶している。ならば人間に挨拶をさせる装置を作る意味はない。

「まってデイビス。人間が作ったとは限らないわ。自然にできたものかもしれない」

 ミリーのその言葉が、俺の胸に奇妙な不安を呼び起こした。

「そうだね。フラクタル図形はまだ自然現象でもありえる。でも全体の構造が積み木っぽいのは、なにか意図を感じるというか」

「そうねぇ……。そもそもこれはいつ作られたものかしら。かなり古そうだけど年代測定にかけてみないと正確なことはなにも……」

 真面目に収容物について議論を始めたデイビスとミリー。

 しかし、俺は緊張で話についていくのがやっとだった。とある可能性に気付いてしまったからだ。

 俺の中にある朧気な不安が、明確な形を帯びていく気がした。

「――デイビス。ミリー。待って。そこから先は考えない方がいいと思う」

 俺は床だけを見つめて、振り絞るように言った。

「えっ。なにか分かったのかい?」

「もったいぶってないで教えてよ」

「いやもったいぶってるというか……」

「いいから早く」

 デイビスの言葉に押され、俺は自分の解釈が間違っていることを祈りつつ、覚悟を決めて口を開いた。

「あの装置は施設の外から運び込まれた。ということは、外では挨拶運動の感染爆発が起きていたことになる」

「そうだね。でも人間はもともと挨拶する生き物だ。感染なんて誰も気づかない」

 デイビスの言葉に頷き、俺は続けた。

「もとから人間は挨拶していた。だからあの装置は作られる意味がない。もっというと存在する必要がないはずなんだ。だけどもし、あれがもっとずっと古いもので、最近になって再発見されたのだとしたら……」

 ミリーの目が驚愕に見開かれた。

「まさか、人類が生まれる前に……!?」

「そうか……。意味があったんだ」

 デイビスが震える声で言った。

 どうやら三人とも同じ結論に達してしまったらしい。

 俺もデイビスもミリーも、顔を俯けた。誰もその先を言葉にしようとしない。

 きっと誰も気づいてはいけないことなのだ。本能でそれを理解した。

 人類の進化。いや、自由意志の根幹に関わる重大な真実は、誰も触れてはいけない。このままそっとしておく方が世界のためだろう。

 ミリーが顔を上げた。そして場違いに明るい声で宣言する。

「結局、挨拶ウイルスの治療薬は必要無いってことね! 楽ができて良かった!」

「……そうだな。そういうことにしておこう」

 三人の間に妙な安堵が流れた。

 しかし――。

「ちょっとジャック! ミリーも。これみてよ!」

「なんだよ。まだなにかあるのか!?」

 デイビスは慌てた様子で一つの映像を指し示していた。

 その映像は、何の変哲もない廊下を映したものだった。二体のロボットが映っている。彼らは至近距離で向き合って何かをしているようだった。

 互いに前足の片方を相手の足にぶつけ、上からぶつけ、下からぶつけ、左右でもぶつけて手を正面から合わせると、最後は上に振り上げる。それが終わると二体のロボットは連れ立って歩き去っていってしまった。

 一連の動きに意味があるようには見えない。しかし、決まった様式があるように息がぴったり合っていた。

「あれってハンドシェイクだよね!?」

 ハンドシェイクは握手やハグと同じようなもので、興奮を相手と共有したい時に行われるものだ。

「……進化だわ! 手を振るだけの挨拶がハンドシェイクに進化したのよ!」

「だが他のロボットはまだ手を振ってるだけだぞ!?」

「つまり、相手に合わせて対応を変えてる? いや、挨拶ウイルスが個体ごとに変化を促しているのかも」

「そんなバカな!」

 認めたくない一心で、俺は監視カメラの映像を見た。いくつも並ぶ映像のいたるところでロボットたちが動いている。いつもの日常を見渡すことで頭を冷やそうという俺の目論見はしかし、見事に粉砕された。

 映像の中の一つに、見慣れない妙なものがいたからだ。

 ……なんだあれは。

 黒い。形こそいつもと同じ、カピバラに似たずんぐりむっくりフォルムのロボットだが、全身が黒い。よく見ると塗装ではないことがわかった。黒い布を何枚か分けて重ねているのだ。しかし頭と手足の先端は覆っていない。胸元だけは白い布が覗いている。

 それはスーツだった。

 ペットに着せるような動物向けのデザインをした黒スーツを、警備ロボットが着ているのだ。

 さらによく観察してみると、眼球のように並ぶ2つのカメラレンズを黒いガラスが覆っている。それを繋ぐように伸びるフレームは側頭部まで伸びていた。その物体は、まごうことなきサングラスだ。

 黒いスーツと黒いネクタイを纏い、黒いサングラスをかけたロボットは何をするでもなく、ドアの前にただ突っ立ていた。

 まるでカピバラ版のメン・イン・ブラックだ。

 思わず渇いた笑いが漏れた。

「コスプレか……」

 俺の呟きと視線から全てを悟ったらしいミリーは、目を見開いて言った。

「可愛い!」

 一体どこからあんな衣装を出してきたのだろうか。まさか通販で? それとも自分たちで作っているのだろうか?

「なんだかロボットの挙動がますますおかしくなってる気がする」

 デイビスは不安そうに呻いた。

「そういえば、これだけロボットの行動に影響が出ているのにまだエラーは検出できないの?」

「駄目だな。頻繁にチェックしてるんだが、エラーの影も形もない。業務は相変わらず完璧に遂行してるよ」

「そもそも、何か問題が起きたら警備室に連絡が来るんじゃなかったっけ」

 不思議そうに訊ねるミリーに、俺は遠くを見ながら答えた。

「んー。今までそういうのは無かったな。というか、ロボット連中は俺らなんか眼中にないんだろう」

「そうだね。僕らはロボットに対処できないことが起きたときに、初めて動かす非常ブレーキみたいなものだから」

「じゃあ普段はどんな仕事をしてるの?」

「ロボットの監視」

「ひたすら待機」

「……ずいぶん良い御身分ね」

「いやいやこれが結構重要なんだって! ほら、見てみろよ」

 俺は素早くキーボードを叩いて目当ての映像を探しだすと、画面に出した。

 警備室に設置された監視カメラの先日の映像だ。

 いつも通り、俺とデイビスがこの部屋でダラダラしている様子が映っている。

 映像の中で唐突に、部屋のドアが開いた。俺とデイビスは椅子から飛びあがってドアの方を見つめる。

 視線の先には、一体のロボットが居た。相も変わらずずんぐりむっくりした形状のそいつは、俺たちの視線などお構いなしに部屋の奥まで進む。そうして掃除道具が入っている用具入れを前足で器用に開け、物色しだした。手に取った物は掃除用の洗剤やスポンジだ。それを自身の背中に次々載せていく。

「うわぁ。一歩間違ったらAIの反乱とか言われてもおかしくないわね」

「な? 奴ら、仕事に必要なことなら何でもやるんだ。だから見張っておかないと」

「でもまぁ、後で返しに来てたけどね。こんなことは日常茶飯事だよ」

 呆れたような蔑むような目を俺たちとロボットに向けるミリー。

 俺とデイビスが苦笑いで誤魔化そうとしていると、不意にミリーの背後にあるドア、つまり通信室のドアが開いた。

 モニター越しにその様子を目撃した俺は、思わず声をあげた。

「うわ」

「ミリー。後ろ。ドアが」

「あ? 今度はなに……」

 振り返ったミリー越しに、ドアを開けた者が見えた。

 白い毛玉だった。

 直後、その毛玉が動いた。転がるのではなくスライドして、いや足があるのがわずかに見える。

「あ、ロボットか!」

 俺はようやく毛玉の正体に気付いた。

 なんてことはない、全身がもふもふの毛で覆われていることを除けば、いつも通りのロボットだ。

 まるで動物のように見える毛玉ロボットはおもむろに首(らしきもの)を動かしてミリーを見つけると、歩きだした。そして通信室の机に軽々と飛び乗る。

 その間近にいるミリーは、口をパクパクさせてその様子を傍観していた。

 どうやら思考が状況に追い付いていないらしい。

 通信室のカメラの前、ちょうどミリーとカメラの間に入りこんだロボットは、そこで器用に足を折りたたんで座り込んでしまった。

 俺から見ると、モニターの映像一杯に毛玉が映るのみである。

「え……っと。これどうすればいいと思う? とりあえず猫みたいに吸えばいいの?」

 かなり思考力が低下しているらしい。

「とりあえずそいつをどかしてくれ。こっちからじゃ画面に毛しか映ってないぞ」

「うわ、すごくいい毛並みしてる」

 どうやらロボットを撫でているらしいミリーの声が聞こえた。

「なにこれ柔らかい。ぜんぶクッションでできてるのかしら」

「おーい。もどってこーい」

「ああはいはい。今どけるわね」

 その言葉と同時に、画面から白い毛が遠ざかっていった。視界を取り戻したカメラが、白い毛玉を抱きかかえているミリーを映しだす。

「それ重くない?」

 デイビスの疑問はもっともだった。ロボットは抱きかかえるには大きすぎる。現に今、ミリーは顎下まで毛玉で一杯だ。

「重いよ」

「じゃあ床に降ろせば――」

「やだ」

 平然と答えるミリーは「そんなことより」と続けた。

「これはどういうことかしら。さっきのスーツならまだわかるけれど」

「さあ? 単にコスプレして仕事をサボっているだけに見えるぞ。ロボットがサボるのか知らないけど」

 俺の返事に対し、ミリーは真剣な面持ち(毛玉を抱えたまま)で言った。

「挨拶ウイルスは感染した者の文化から『挨拶』という儀礼的な、ある種の形式動作を利用して増えているのだと仮定しましょう。人間らしい文化を持たないロボットたちは、まず挨拶を定義する必要があった。そして定義そのものが人間とは違う」

「まさか、コスプレが挨拶と同じだって言いたいの?」

「というより、区別できないのかもね。人類の文化アーカイブから『決まった様式』を手当たり次第に参照して再現しているのかもしれない。例えばこの毛玉は、さしずめ『ネット会議中にカメラに割り込む猫』とかね。全部仮説の域を出ないけれど」

「どうしよう。ロボット達、もう暴走の一歩手前まで来てる気がするんだけど」

「だーいじょうぶよー。この子たちはそんなヤワじゃないから」

 本当か? もふもふの手触りにほだされているだけじゃないのか?

 そんな心配を知ってか知らずか、ミリーは平然と喋り出した。

「じゃあ、こうしましょう。ロボットたちがこれ以上おかしな行動をしないように、挨拶の定義を再設定するの」

「するとどうなる?」

「私の予測では、ある程度落ち着くはずよ。挨拶ウイルスが促す行動の変化は、見た限りただの総当たり戦。挨拶らしい条件に当てはまる行動を促すだけだもの」

「つまり、その『条件』とやらを書き換えるんだね」

「その通り。上手く行けば元通りになるはず」

「それは簡単にできるのか?」

「うーん。研究員総出なら、一週間あればいけるかしら」

「じゃあ、それまでは……」

「ええ。我慢するしかないわね」

 そう言ってミリーは毛玉に顔をうずめた。

 こいつ絶対楽しんでるだろ。

 逆にデイビスは心底安心したような表情を浮かべていた。

「解決の糸口が見つかってよかった。ねえジャック?」

「……そうだな。少なくとも労働地獄が回避できてひと安心だ」

 白い毛玉に心を奪われてしまったミリーを横目に眺めつつ、俺とデイビスは頷きあった。困惑と安堵が入り混じったなんとも言えない表情で。

 しかし、俺は考えずにいられなかった。俺たちがその場の勢いと暗黙の了解の内に闇に葬った事実を。

 挨拶を最初に目撃したデイビスはたしか、俺にこう尋ねたはずだ。

『ジャック。ロボットに自我はあると思う?』

 それに対して、俺はこう答えた。

『自我か。……無いと思うぞ。人工知能なら話は別だが』

 しかし、そもそも前提が間違っていたのだ。

 今ならわかる。

 人間に自我なんてない。あるいは何等かの干渉を受けている。

 高度に思考を巡らせられる頭脳を持っていながら、他者と真にわかり合うことはない。終わらない闘争と世代交代の歴史を繰り返す。

 なぜそんな残酷なことを続けられるのだろうか。

 それはきっと、人間が本能と呼ぶ『なにか』のせいだ。意識の奥底に刻み込まれたものに打ち勝ったとき、人間は本当の意味での自由を得られるのだろう。

 物思いに耽る俺の後ろで、ドアが開いた。

 白い毛玉が一、二、三、……少なくとも十体。警備室の入口に押し寄せていた。

 どうやら俺たちが通信していることを嗅ぎつけたらしい。

 一体どうやって気付いたのだろうか。

「君達は本当にミステリアスだな」

 俺が片手を上げて挨拶すると、ロボットたちは次々に手を上げて返事をした。


                               完

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

警備ロボットはミステリアス グリフ @grif

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ