雲と話す_
玄緑澄
雲と話す_day1
私はそう思ったので、雲と話すことにした。今日の雲はとても薄い。天蓋の方には全く見られず遠くのほうには凛と形をなして白く濃くあるがそれも縁のほうで、みあげると空の青に溶けてしまっているようです。雲に話しかけたことは今までに何度もあったけど雲から返答が来たことはないし、来ることもないと思う。来ることもないと思うから思う存分に話しかけられる。声を出す勇気はないのでもちろん心の中で話しかける。そしてここに文章としてその一端を残そうと思う。ただ問いかけるだけだと問いかけもつづかないので会話の形をとることもあるけど、それは雲が話しているわけではないと思う。また私は雲を見上げて話す。標高は雲よりも低いからだ。あの山の頂では雲とは面と向かうことになったり、見下ろしたりすることもあるだろうけど、今いる場所ではそれは起こらない。と思う。
雲は静かだ。私は黙っていられない。声に出すことはめったにないわけでもなく漏れ出ることがあるくらいには黙っていられない。
ただいまお昼ご飯を食べました。ミニカプラにたまごやきとごはんとごはんとなっとうとせんべいとあまいせんべいとおちゃ。はい満腹です。これで終わります。20240907昼
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雲と話す_ 玄緑澄 @gennryoku
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