顔塞ぎ

流るる露は

袖につき

露と流るる

美しき日々


 顔を塞ぎながら泣くと、流れた涙は着物の袖につく。

 そんな涙と共に流れたのは美しい思い出の数々だった。


ーーー


君が為

離れる我の

背を追って

衣を濡らす

君が愛しい


 君を悲しませない為に自分から離れていくのに……そんな自分のことを精一杯追いかけながらも、着物を濡らす程に泣く君のことが一番愛しい。


………


高校生の時に授業中に暇で書いた黒歴史短歌でしたW

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短歌集 初心なグミ@最強カップル連載中 @TasogaretaGumi

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