第5話 修羅場?
「それでは皆さん気をつけて帰ってください。さようなら」
「「「さようなら」」」
終礼が終わりみんなが一目散に帰る。
今日は渚も友達と出かけるらしいので神在さんと蒼葉とお出かけれそうだな。
「遥斗くーん!蒼葉くーん!んじゃ早速行こっか!」
「友達とこうやってショッピングするの久しぶりだから楽しみだよ!」
「俺もこういうのは渚とばっかりだから新鮮だな」
「今日は楽しもー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ショッピングモールは学校から近い、わけではなく一度だけ駅までのいってそこからショッピングモール直通のバスに乗っていかなければならない。
ショッピングモールについた俺らはまずは化粧品が売っているコーナーに入ることにした。
正直女性用の化粧品はまったくもってわからないのでこういうのは全部神在さんに任せよう。
「うーん渚ちゃんってリップとかしてないよね?」
「たしかに藤崎さんってあんまりメイクとかしているイメージないな」
「リップか.....渚と出かけることが多いけどたぶんリップはしてない.....たぶん」
「おー!!じゃあリップは第一候補だね!」
なんか思ったよりもはやく候補が決まってびっくりしてる。
たしかにただでさえ顔がいいからリップなんてしたら更に大人びそうだな.......
「僕はちょっとお手洗いいってくるね!」
「りょーかい!私たちはまだここら辺で商品みとくねー!」
お手洗いって言い方なんか上品だな....俺だったら絶対
「トイレ行ってくるわ」
だろうな
「ねぇね遥斗くん」
「ん?どうし....っ!」
振り向くとそこには鼻先と鼻先が当たりそうな距離ぐらいに神在さんのかおがあった。
「テスターにあったリップ塗ってみたんだけどどうかな?」
彼女の唇を見てみるとさっきとは違ってつやがよくなっててきれいなピンク色になっている。
リップをしただけなのにさっきとは全然違う雰囲気をまとっている。
リップをするだけでこんなに変わるのか.....?
「黙ってないでー!どうなの?」
「え?えーと.....」
「あ、顔そらしてる!!!なに?私がかわいい過ぎて照れちゃってるのー?」
「い、いや、その」
「は!や!く!もう一回聞くよ?リップ塗ってみたんだけどどうかな?」
「その、すごく......かわい「なにしてるの?」
「「?!?!?!?!?」」
神在さんにかわいいって言おうしたら後ろから聞きなれた声がした。
もちろんドスが効いた低い声が。
いやな気がして後ろを向くとそこには殺気が抑えきれてない渚と渚のお友達?が立っていた。
(ショッピングモールがかぶっちゃうのはまだわかるがこのタイミングで遭遇しちゃう?!)
本来いるはずの蒼葉は今トイレなのでここにいるのは神在さんと俺だけ。
つまり傍からみたらデートに見えてもおかしくない。
それがよりにもよって渚に見られてしまった。
「ねぇ遥斗」
「は、はひぃ!」
思わず情けない声が出てしまった。
だって今までに見たことがないぐらい怖いもん今の渚
「なんで神在さんと“デート”をしてるの?ボク何も聞いてないけど?」
「い、いやこれは違くてな!本当は蒼h「ごめんね渚ちゃん。」
「私は今遥斗君とデートしてるんだ」
「っ!」
そういって腕を絡めてくる神在さん。
いやなんでこの状況でこれができるの?
てかなんで噓ついてるの?
さらに修羅場になるだけだよね?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
約二日間更新できなくて申し訳ないです。
10月3日に文化祭があるのですがそこでキーボードを弾くのと歌をうたうことになったのでその練習のほうに時間を割いていました。
なのでこれからは更新頻度が落ちてしまうかもです。
文字数を少なめにしてなるべく更新するようにはするつもりですが。
話は変わってしまいますがもう少しで200フォロワー、3000pv行きそうです!
もうほうほんとに感謝しかありません!
ランキングのほうも上がってきててとりあえず二桁には入れたらいいなぁーと思っています。
応援コメントやいいねをしてくださる方ほんとにありがとうございます。励みに放っています!
いいね、フォロー、星お願いします!
ボクっ子幼馴染が俺のことを堕とそうとしてくる 瑠愛 @ruea0309
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ボクっ子幼馴染が俺のことを堕とそうとしてくるの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます