妹の友達が万引きをしていた。

第8話

　直ぐに調べて見た甲斐があった。

　「・・・」

まずいことになってる。あ、見つけた。

　俺は、妹に連絡する。

　「え、どうしたの？お兄ちゃん？もう帰りだし、お土産は当然買ってないよ。」

「それは残念だけど、いま夏さんといる？」

「もう離れちゃったけど、何かあったの！」

　流石我が妹察しがいい。

　「ちょうど、今直ぐに夏ちゃんに連絡して、帰らせないようにしてくれ」

「わかった」

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危なかったよ。ちょうど包囲囲まれてるし、

　最悪だよ。マジで・・・

やば！！

　でも、よかった不幸中の幸い、

走って震えて動けない夏さんの元に向かう。

　携帯が鳴っている。おそらく妹からだろう。

　だが、要件は同じだし、今は

　「こっちだ！」

「・・・え、あ、」