ルインリード
「ようこそセカンドゲームへ、私は案内AIのルインリードよろしく」
ルインリードは緑の服を着た身長10㎝ぐらいの妖精だった。それよりも...
「なんで案内AIなのに名前を日本語訳したら破滅へ導くって名前なんだよ」
「それわね君たちプレイヤーはこの世界に表れるといろいろな変化が起こるんだよ、それはある意味世界の住人からしたら破滅のようなもんだからこのような名前なの」
「なるほど・・・」
名前とのギャップで突っ込ませようとする運営からのおふざけかと思って突っ込んだら、思いのほかちゃんとした理由があってめちゃくちゃ恥ずかしかった。
「それではまず種族と職業、スキルを決めましょう」
微笑んでさっきの突っ込みをさもなかったかのように進めやがった、AIなのに大人の余裕がある。AIに負けた気がしてきて泣きそうになってきた。
「まず最初に200ポイントを上げます、そして種族やスキルなどいろいろなものに異なるポイントが分けられています。それを200ポイントに収まるように自分で選択してください」
「なるほどね」
態度は冷静を装っているが内心わくわくしていた、この全部自分で決める感じが面白い。今までのゲームだったら決まっているものを使うだけだったからやりずらかったけどこれだと自分の思うようにできて楽しい。
やっぱり今のいろいろな対戦ゲームは決まっているものの中でしか戦えないから戦いに負けてもごみキャラとかごみスキルとか言ってストレスためてるけど、自分で決めたスキルなら負けても納得出来るし、ずるいスキルがあったら自分で取得すればいいからストレスがほぼたまんないと思うし、ゲームでストレス溜めるの馬鹿だしな。
「それではリストはこちらになります」
主人公への軌跡 ゼロ @asedfrgkxn
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。主人公への軌跡の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます