主人公への軌跡
ゼロ
始まり
面白いゲームがない
20〇〇年、VRゲームが進化してフルダイブ型になり新たなゲームの時代が幕を開けた。
冴えない専門学生・・・西谷陽斗はそんな中毎日面白いゲームがないかと模索していた。
「のめり込めるゲームないかなー」
VRゲームが進化しずーっとゲームを探しているがこれだ!というものが全然見つからない。
ピロン!
「なんだ?」
『お前X見た?やばいぞ』
友達の翔太からメールが来ていた
「どうせまたしょうもない事だろ」
そんな事を思いながら見てみるとあるゲームがトレンド入りしていた新しいVRゲームで予告もなく突如発表されたらしい
「セカンドゲーム?」
【セカンドゲーム】
異世界を舞台としたオープンワールド
一人称視点でまるで現実のような感覚で遊べる、自分だけの物語を作ろう!
何をしても自由。冒険でもモノ作りでもなんでもやりたい放題、自分でやることを見つけてセカンドゲームの主人公になろう!ぜひ買ってね!今なら50万のVRゴーグルを一緒に買ってくれることで会員になれる!高いって?大丈夫大丈夫!ほかの人を誘ったら誘った分月々4万入るから安心してね!
「なんで文章でマルチ商法やってんだよ」
ふざけているだけだと思うけど概要でそんなグレーなボケする運営いるのかよ、普通こういうのって対面でやるもんじゃないのかよ、これじゃ馬鹿でも引っかからないだろ。
『俺VRゴーグル買ったんだけどお前も買ってくれない?お願い俺の金がかかってんだよ。お前なら買ってくれるよな?』
「引っかかってるんかい」
めちゃくちゃ近くに馬鹿いた、いやこれじゃ馬鹿にも失礼か。多分運営のほうもびっくりしてるんじゃないかな、ていうか俺持ってるし意味ないだろ。
「でも面白そうだな」
今までのゲームは決められたレールを進むだけだったから少し物足りなかったし、一人称視点なのもいい、三人称だとリアルさがなくのめり込めないから残念だった。今すぐやりたかったからネットですぐに買いVRゴーグルをつけてすぐに起動した。
『セカンドゲーム起動します』
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