第2話 妹はサイボーグらしい
朝9時
あの後、親父は「詳しい事は明日メールで送るから。」と言って直ぐに出ていった
(だいたい親父の奴、急に妹が出来るとか、海外に行くってなんだよ)
ピピッ(メール音)
龍也へ、
昨日は突然すまなかったな
名前は紅葉ちゃんというらしい
俺もあった事はないが写真を見た感じとても
可愛かったぞ
今から家に着くらしいからよろしくな。
親愛なる父親より
「ちょっとまて今から着くってなんだよ、普通待ち合わせとかして迎えに行くもんだろ」
思わず声がでた
ピンポーン
って本当に今着くのかよ本当に早いな、おい
ガチャ(ドアの開く音)
「初めましてなのだお兄ちゃん!今日から妹になる紅葉だぞよろしくなのだ」
玄関を開けるとそこには赤髪ツインテールの元気な少女が立っていた
「今日から君の兄になる龍也だよ、よろしくn………!?!?」
目を疑った
よく見ると、その妹と名乗る人物?の右腕にはイカついロッ○バスターのような物がついてるとういか生えてる
「どうだ?驚いたろう?私は自称サイボーグの紅葉ちゃんなのだ!」
「なんだよ自称って思いっきりサイボーグそのものじゃねぇーかよ!!」
ツッコミを入れてしまった
「だって、自称の方が愛嬌があるであろう?」
こいつは何を言っているんだ?
それになんだこの喋り方といい腕は…
いや、もしやこれは初対面の兄に緊張しないようあえて、高度なコスプレしているのではないだろうか。
「ご、ごめんね取り乱しちゃってそれにしても、よく出来たコスプレだね」
何とか笑顔を作れてた
「いや、コスプレじゃないぞ?ほら」
そう言って少女は右腕を真上に上げた
ドォォォーーーン
「………」
なんかでたァァーーー!??
(ピギャーー)鳥が慌てて逃げる
「きゃあああーーなんの音!?」
ご近所さん達の悲鳴が聞こえる
これはマズイ
「とりあえず早く入れ」
「はいなのだ!お兄ちゃん!」
サイボーグ IMOUT チーノペペロン @tiyyno
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