5話 救援
カイ「オートマトン?」
ルイ「まじかよ」
メルト「オートマトンって何?」
メルトの言葉にショウとアオバも同意する
ルイ「宇宙戦争時代に使われていた兵器の一種だ。
いろいろなタイプがいるが、一斉に人間に牙をむくようになってそれが原因で宇宙戦争時代が終わったと聞く」
ショウ「そんなことが、、、」
カイ「まぁ、それはだいぶ昔のことだから正しいかはわかんないけどな。
だが、戦争用の兵器だったらしいこともあってとても強い」
ショウ「そんなのに勝てるの?」
カイ「わからん、弱いタイプならって感じかな」
・・・・
沈黙が流れる
カイ「俺はいくべきだと思う。」
ルイ「だが、、、」
アオバ「お願いします」
アオバは土下座する
ルイ「う、、、」
メルト「私からもお願い」
ショウ「わたしからも」
ルイは何も言えなくなる
カイ「まぁ、ここを開けるのはさすがに危険だ。
俺だけで行く」
ショウ「だめ! 一人でなんて!」
ショウは声を荒げる
ショウ「危険なやつらなんでしょ? 一人で行くのは危険すぎる!」
カイ「そうは言うがここを失えば逃げ場もなくなるし、アオバさんはまだ動けないだろ」
ショウ「じゃあ私とカイでいく」
カイ「は?」
ショウ「メルトとルイでここを守って私とカイで救援に行こう」
カイ「まぁそのほうがいいか、、、」
ルイ「わかった。
頼んだぞ二人とも」
メルト「ここは任せて」
カイ「行ってくる」
ショウ「アオバ、私たちにまかせといて!」
アオバ「うん、お願い」
ショウ「ねぇ、ちょっと気になってたんだけど、、、」
カイ「どうした?」
ショウ「砦で守ってて壊滅しそうなやつらなんだよね?
私たちだけで救援に行っても意味あるのかな?」
カイ「まぁ、砦は崩壊するだろうな」
ショウ「え?」
カイ「だが、砦にいる人たちの何人かは救えるかもしれない」
ショウ「なるほど、、、」
カイ「まぁ、それもオートマトンのタイプ次第なとこあるから正直賭けだな」
カイは少しだけ険しい顔をする
カイ「やばっ!」
ショウ「えっ?」
『ピポポポポ』
カイ「はっ!」
ショウ「うわっ⁉」
カイがショウを突き飛ばすと、謎の機械音とともにそれまでショウが立っていた場所へ刃が振り下ろされる
ショウ「ありがと」
カイ「いいえ」
二人の額には冷や汗が流れる
ショウ「こいつ、、、」
目の前にいたのは近接特化のオートマトン
両腕に刃を持ち機動力を得るために細身の体をしている。
ショウ「どう?勝てると思う?」
カイ「この距離だとどうだろう、、、
逃げるよりはワンちゃんありそうかな」
ショウ「ふぅ~
いくよ!」
カイ「おう!」
あとがき
次回!初の戦闘シーン!
廃村から始まるコロニー運営 珠坂千冬 @yuttari_yaata
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