面白かったので、♡打って、ブックマークして。でもレビューがすぐに書けない。とても捉えどころがなく、映えず、くだらなく、そして恐ろしく面白い小説です。掌編というのは書き出しだけみたいなところがあります。その真髄を読んだような気分で、何度も読み返してしまいました。
人生のただなかにあって、どの選択肢が正しいかわかっていれば誰も後悔などせず「後悔」という単語も生まれてはいない。ダイヤモンドをガラス玉と間違えてむざむざと捨てたり、ガラス玉をダイヤモンドと間違えて後生大事に抱えたりするのが人生だと私は思う。それがよくあらわされた短編でございました。面白かったです!このレビューコメントを読んで下さっている方は、レビューコメントの内容はいったん忘れて頭を空っぽにして本編を読んでください。おススメです!