風とは、空気とは
リハビリ第三話は風でございます。わたくし自身が最強の属性だと思ってやまない風です。
くどいようですが、わたくしの独断と偏見によるものなので、こういう考えもあるのだなあと思うだけにして置いてください。間違っている部分もあるかもしれないのであしからず。
小学生の時に習う内容なのですが、大人になるにつれて詳しくは答えられないと思うのです。単純に忘れただけともいいますが。
温められた空気が上昇気流になったりとか、冷えたら下降するとか、それも間違いではありませんが、風とは問いの答えとしてはちょっと違います。
あなたの近くの空気は常に押し合っています。この空気の圧力を気圧といいます。
押し合うからには強い弱いがあり、強い方から弱い方に流れる空気を風といいます。
風とは空気が流れること。風術とは空気を操る術です。
空気は無色透明であり空気そのものは無臭です。
この時点で最早最強だと思うのですが、もう少し説明します。
無臭で無色透明ということは、人間には認知不可能ということです。だって目で見えないし、空気はそこら中に溢れているから回避不能だし。
もう少し詳しく?
風が吹いていると認識する時ってどういうときですか? 思い出してください。 木の葉が舞う時? ゴオーっと音がする時 体に風があたった時?
それはつまり物が動いている、体に触れる、通った音が聞こえるって事ですよね? それは既に発生して通り過ぎたか、対象にぶつかったから目に見えないものを別の反応を通して理解しているのです。
つまり風属性の攻撃を喰らってしまった後なのです。それは時すでに遅しです。
例えば風の刃を対象に放つとします。漫画であれば風の描写があるので、避けられたりしますが、実際は見えません。見えないのでどこを目掛けて飛んでくるのか分かりません。足下、頭、胴体、はたまたさらに上とか、地面目掛けてということも分かりません。背中から迫ってくることだってあり得るのです。
風の刃がひとつなのか、複数なのか、縦、横、斜め、迫ってくる向きすら分かりません。
達人は気配察知で避けれる?
人間は呼吸を常に意識しないから日常生活を送ることが出来ます。それと同じように酸素の気配、二酸化炭素の量とかなんて気にしません。気にしないということは、達人の周りを真空状態にしても気付きません。
空気が刃の形と鋭さを保つためには、対象までの空気抵抗に負けてはいけません。勝つということは周りの空気も巻き込んで襲ってきます。速度がライフル並みだとしたら、秒速600〜1000メートルになります。
多分というかほぼ回避不能。
炎は酸素を使って燃焼するもの。空気がなければ燃えません。ちなみに太陽は燃えているのではなく、核分裂を毎秒のように起こしているので、燃焼してはいないのです。
雷は上昇気流、下降気流と激しくゴミや水、氷がぶつかり合うことで電荷を帯びます。マイナスの電荷からプラスの電荷が引き付けられることで放電します。
空気を操れるなら、炎も雷も操れるし、空気中の水蒸気を使って水や氷も出来そうですよね。
トドメに人間の体の元素は60〜66%が酸素
20%が炭素、10%が水素、3%が窒素から出来ています。ほぼほぼ空気中の元素と変わりありません。これは動植物も似たような感じです。
空気中の元素を操れるなら人間や魔物の血液やDNAなどにダメージを与えられるということになります。究極は気化させることも可能かもしれません。
そこまでしなくても真空だけで呼吸困難にさせればKO出来そうです。
まとめ
普段から意識していない空気をどうやって回避するの? 既に空気に体が当たっているのに、無理だよね?
という感じです。お付き合い頂きありがとうございました。また次の機会があればお会いしましょう。
さようなら(@^^)/~~~
リハビリ的なもの 大神祐一 @ogamidai
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