異文化の風を感じる南国の地で、親子の絆を深めながら食べ歩く旅物語。

キャッチフレーズから台湾夜市と聞いて、なぜか今は亡きテレサ・テンの可愛らしい笑顔を思い浮かべていました。本編の話から脱線してごめんなさい。

この作品は、異文化体験を通じて家族の絆を描いた心温まるストーリーです。台湾の文化や食べ物に触れることで、親子の絆が深まる様子が温かく伝わってきます。地瓜球(さつまいもボール)の名前をめぐるやり取りや、息子の「アチョー食べたい!」というポーズなどがとても面白いです。読んでいると、一緒に異国の旅をしているような気分になります。いつまでも、テレサが願っていたように、台湾が平和な聖地であり続けることを祈っています。