史実とも、「ナポレオン2世 ライヒシュタット公」とも違う形で、光の差す道に雄飛する爽やかなシーンに感動です!
ギルベルトの変質と動向が、やや不穏ですが……すべてのゲシェンクの解放が目標であれば、エドガルドさん&シャルワーヌとの共闘もあり得ますし、オーディンをめぐるツアルーシ皇帝との丁々発止なんかも、盛り上がりそうですね✨
歴史的に考えれば、大経済圏の確立と振興で、サラエボ事件や共産主義革命の芽をどれだけ穏便に収められるか、になるのでしょうか。
植民地拡大競争もこの辺の時代が発端ですし、うまく釘を刺せれば、世界大戦を二回とも未然防止できるかも知れませんね!
作者からの返信
BL的には、ギルベルトにはさっさとご退場願いたかったのですが、なぜか物語の最後の方まで生き残ってしまったし、ここはもう、執着と執念を体現して貰うしかないかな、と。
ツアルーシの皇帝には、是非、登場頂いて、その変人ぶりをご披露願うつもりです。
おっしゃる通り、近現代の根っこは、この辺りにあると思っています。何なら、今の人種差別も、その走りはナポレオンの奴隷制復活で「奴隷=有色人種」が確定してしまったわけですし、ヒトラーの青春はウィーンにあったわけですし。
ですが、ここから先は歴史を離れ、ファンタジー及びホラー色を強めたいと思っています。特にエドゥアルドには、悪に邁進し、かつ、父親を理解した上で嫌悪するまで成長してほしいです。悪は本当に悪であるのか、彼にはおおいに悩んでもらうつもりです。
司之々さんには、いつも温かく応援して頂いて、本当に感謝しております。また、最後の方、オーディンの死についてご指摘頂いて助かりました。ありがとうございました。
途中でいつでも逃亡する覚悟で更新を続けておりましたが、大変心強く、おかげさまで、自分でも思ってもみなかった結末へ雪崩れ込むことができました。
心から、感謝申し上げます。ありがとうございます。
完結お疲れ様でした。
この二世なら、三世に出来なかったことをやれそうです。
それにしても、ゲシェンクを解除する方法が、大陸制覇だったとは。
さしもの宰相も、そこまでは読めなかった様子。
そして大陸制覇の暁には。
エドゥアルドとクラウスの愛の王国が出来るんでしょうね。
いや、大陸制覇こそが、究極の求愛かもしれません。
でも、二人とも、互いに男や女の影すら許さない雰囲気だし、もう求愛も必要ないかもしれませんね。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
3世……そうすると、パリ万博で、エドゥアルドは徳川幕府からの使節団と、特別な関係を結んだ(変な意味じゃありませんよ?)かもしれませんね!
私が書きたいのは、悪は本当に悪なのか、ということでして、これからエドゥアルドが体現する大きな悪に比べると、宰相の悪巧みは、むしろ正義に近いものだったのかもしれません。
大陸制覇。できるんでしょうかね……。おいおい考えたいと思います。
恋愛物は、くっついてからを書くのが難しく、特にBLは、結婚とか出産とかいうイベントがないので、ここからが腕の見せ所です。あ、また、自分でハードルを上げてしまった。
何はともあれ、お付き合い頂いて、ありがとうございました。応援やコメントも頂き、とても励みになりました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました!