主人公の中学生が賞をとった絵。学校の廊下に飾られたそれは、ある理由で剥がされてしまいます。いじめ? いいえ、教職員の判断です。聞けば確かに納得。でも本当にそれでいいのか――?想像力というものに気づかされる作品です。最後まで読んだ時、このタイトルの意味が分かります。
主人公の健吾くんが、せっかく賞をとった花火大会の絵。 途中から、掲示がとりやめになってしまいました。 なぜだと思いますか? 思いがけぬ理由で剝がされた絵に、健吾くんの気持ちは複雑です。 そして、あるクラスメートが、掲示の絵について語ったとき…… タイトルの『ココロフィルター』に、最後はすごく納得できます。 あなたの『ココロフィルター』はなんでしょうか?