第30話 宅配便、八つ。
オレンジ11さま、すみません💦
冒頭からタイトルを微妙にパクってしまいましたが……。
秋の野菜の収穫が終わり、春までに自家消費する分量を考え、余ったものは処分しなければならない季節でもあります。
今年はじゃがいもが異常に収量が多かったもので、処理に困って知り合いに連絡して送りつけるという暴挙に出ておりますw
実際のところは宅配料金もそこそこかかるので、手間まで考えると買って食べたほうが安上がり、という事もありますが……さりとて作った野菜を片っ端から捨てるというのはどうにも気持ちが納得しない。そんなわけで、お知り合いの方にご迷惑をかけるということにもなってしまうわけですが────。
善意めかしておりますが、実際送りつけられた方は迷惑以外の何物でもないでしょう。そのため事前に「何を」「どのくらいの量」欲しいのか、きちんと確認してから送ります。以前は両親に任せきりだったので、そのへんが杜撰で先方にご迷惑をかけることも度々あったようです。
まさに、冒頭の作品のように……
(ご興味のある方、ぜひご一読ください。お勧めです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075524929156)
今朝も朝早くから、家中の段ボール箱をかき集めて山のような野菜を「ご注文」の量だけ詰め込んで梱包し発送するという……誠に大騒ぎな作業がありました。ですが、これをしないことには年が明けません。サボると春先に大量の野菜の廃棄が発生することになります。
白菜なんかは嵩張るけれど重量はそれほどでもない。一方、じゃがいもや大根は油断するとすぐに重量制限に引っかかってしまいます。窓口の計量で「重量オーバーです」と非情な宣告を受けると誠に落ち込みますw
ガムテープや梱包に使う材料も馬鹿になりません。
大きなビニール袋などは、
「ゴミ袋で
という脳天気な父を制して、ちゃんと無地の丈夫なゴミ袋を用意して詰め込んだり。……いつも送っている慣れた親戚筋ならそれでもいいでしょうけど、仕事の知り合いなどにゴミ袋で送ったらさすがにちょっと……、ということにもなりかねません。
こうしてみるとつくづく、件の作品の母親というのはうちの両親にそっくりなのでw ついつい感情移入してしまうというもの────
荷造りが終わり荷伝票を記入して、やれやれと集荷依頼の電話をし、準備完了────
そのまま、たくさんの段ボール荷物を家の外に運び出そうとしたところで、
「まいど様でーす!」
宅配のお兄さん登場!!
うそやろ!? 1分前に電話したばっかやで!?
あたしが驚いていると、ちょうど家の前を通りかかったところで集荷依頼が入ったらしいのです。うちへの配送の荷物もあったらしくて「丁度良かった」と笑っておりました。
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