一回目は駆け抜けるように読破し。二回目は噛みしめるように世界観を考察し。三回目以降は少女のその後を想像しながら、何度も砂と光の描写の美しさを鑑賞しました。ハイファンタジーのプロローグを彷彿とさせられる、圧巻の世界観。短編としてまとまっていながら続きを期待してしまうクオリティの高さ。名作と出会えたことに感謝したときにしか出せない、幸福の溜息をつきませんか?
だけではなく、作者様は天才なのかと思いました。才能がある人って、たまにすごい短編を書くよなぁと思いました。短い作品なのに、すごいのです。