2024/08
2024/08/02 8月更新目標カレンダー ほか
本文
みなさんこんにちは、藤井由加です。
あっつい日が続きますね。火事でも起こっちゃいそうです。
さて、今月の更新予定の作品と、更新日時をお知らせします。
日本語版「輪は刃を当てれば切れるんだ。」
第3話「手紙を返しに行けば良いんだよ。」8月16日16時
第4話「よいしょっと。」8月16日17時
未完成のため未定
日本語版は上の2エピソードが更新されます。恵子ちゃんが持ち込んできたおもちゃ包丁事件がついに決着しますよ!
英語版からは3エピソードの更新です
英語版"The loop will be cut by pressing a brade."
第2話 "It’s your business." 8月5日17時半
第3話 "We should return the purloined letter." 8月23日16時
第4話 "Hup!" 8月23日17時
未完成のため未定
日本語版と英語版での違いを探してみると、作品の楽しさが増すかもしれませんね。
ではみなさん熱中症に気を付けて8月を乗り越えましょう!
2024年の8月からは毎月の更新目標を立てて創作を進めようと思って立ち上げた近況ノートです。8月26日現在、上の全ての作品は無事に公開されております。英語版の第3話と第4話だけは8月19日に振り替えて公開を開始しました。目標よりも早い公開になっています。つまり、この近況ノートで掲げた8月の目標は、すべて達成できています!
さらに、本来英語版の第3話と第4話が更新されるはずだった8月23日には、目標を作成していた段階では微塵も頭になかった日本語版の第5話を公開しています。目標通り以上の執筆ペースで、自分の筆の速さに自分で驚かされるばかりです。
では、同じ日に書いたあと2つの近況ノートも一緒に確認していきましょう。
2024/08/02 あなたたちにはどうせ読み解けない
明日2024年8月3日17時、600字以下の掌編を公開します。どんな事件が起きている小説なのか、あなたたちはきっと読み取れないでしょう。だいぶ分かりやすくしているのですが、これで楽しんでもらえないなら私のミステリはカクヨムに居場所がありません。たった600文字。何が変なのかも分かりやすくて、でも答えは書いてありません。でもたったの600字。でもあなたたちにはどうせ読み解けない。
来る翌日に更新されたのは『夢の通り道』シリーズです。シリーズと言っても現状1エピソードしか有りませんが・・・。
『夢の通り道』 より 「自転車は2台」
https://kakuyomu.jp/works/16818093082133763967/episodes/16818093082172117958
近況ノートのテキストに書いてあるとおり、本文はたったの600字程度です。『環は刃を当てれば切れるんだ。』が読解の難易度初級の小説であるとしたら、この小説は上級ですね。作中にて、辞書的な意味とは異なる使われ方をしている言葉があるので、その意味を作品のテキストの中にある根拠を使って、読者が決定していかなくてはなりません。
これは20世紀の中頃からアメリカで流行し始めた Sudden Fiction の形式を意識しています。あとはヘミングウェイが作ったとされる6単語の世界一短い小説などのように、読者の想像力によって行間が埋められていき、小説が完成していくというコンセプトの作品になっています。上のリンクから挑戦できますよ、ぜひ、1度読んでみてわ?
2024/08/02 連載中の小説に星つけちゃうのってどうなんですか。
完結済みであることを筆者さんが宣言してあればその作品がそれ以上良くなることはないって言えるので構わないのですが、連載中の作品はこれから良くなる可能性が0%ではないじゃないですか。それなのに星をつけてコメントして評価を決めてしまうのは、筆者の方々がかわいそうじゃないですか?
これは7月の近況ノートまとめの中で触れていた、英語版の翻訳能力に対する問題に起因した、半分怒っている近況ノートです。私に「機械翻訳を使ったんですね」という心ないコメントをくれた方は、その小説に星1つを付けていきました。それに対する不満を簡潔にまとめた文章です。
少し前まで私は読んだ作品に対して0か3かのどちらかで評価を付けようと考えていて、ですがそうすると、私の読者としての欲望を満たしてくれる作品にはなかなか出会えず、0ばかりの作品を読まされることになり、その点でイライラが高まっていきました。
今では読んだ作品すべてに星を3つつけることにしています。そうすれば、完結した作品に対してはもとより問題はありませんでしたが、連載中の作品に対しても、「かわいそう」な事態を避け、むしろ「これまでの作品に大満足だよー、これからも頑張ってねー!」といった良い感じのメッセージに受け取ることができますよね。
と、なると0~3のどれの意味で星を3つ付けているのか、受け取った人からは分からなくなるわけですが、そんなこと、別にどうでもいいじゃないですか。お互いに素敵な作品に出会えて、お互いに気持ち良く交流できるのって、それはとってもお互いに嬉しいことですよね。無駄な詮索はよしませんか?
ですが読んだ作品すべてに星3つをつけるようになったのは、Twitterでの本棚企画を開始した8月後半になってからですので、私はこの時、0の作品しか投稿されていないカクヨムという小説サイトに失望してイライラが溜まっていく一方でした。
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