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再会 🪄への応援コメント
>再会のまなざしひたと鷹渡る
見せられし昔の手紙いわし雲
オフにする位置情報や捨てあふぎ
いま会へば泣きさうだから天の川
(主に上2句などのイメージを、短編小説風に書いてみた↓)
鰯雲と鷹が飛ぶ空を見ていると、思い出の幼馴染に再会した。
もう既婚者で子持ちらしいが、長年の近況報告を兼ねて、町を歩くことに。
僕の家で紅茶を飲み、昔のラブレターを発掘されたり(相変わらず容赦ないな!)
秋の草や鹿のいる田舎道をあるき、行き交う老婦人と挨拶したり。
昔、僕らが付き合っていた頃のデートスポット(池の桟橋)を歩き、大きな鯉に驚く。
市道や印刷所のくたびれた様子に、時の流れは残酷だと思う。
秋祭りで初々しいカップルの姿を見て「付き合い始めの頃の僕ら」を思い出した。
あの後僕は、何人かの女性と付き合ったが、長続きしなかった。
君の影を、無意識に追いかけていたのかも。
稲光に驚き、神社の軒下に入る。
もうすぐ、別れのときだ。
名月を見ながら、お互いに句を贈り合う。
あの頃の僕らも、歌詠みバトルをしていた・・・そう、文学によって関係が繋がれていたんだ。
涙をのんで別れ、位置情報を消す。
あの頃の君は、僕が迷子になるたび、必ず駆けつけてくれた。
でも今の君には、愛する夫と子供がいる。もうあの日々には帰れない。
君の心からも現在位置からも、僕の影をそっと消し去ろう。
上を向いて、天の川を見て帰ろう。
涙がこぼれないように。君を繋ぎ止められなかった、後悔の涙が。
(短編END)
作者からの返信
殉教@公共の不利益さん、うわあ、個性的なすばらしい才能ですね~。
ここまで深く詠んでくださる方、関連書籍でも見たことがありません。
拙句がもとになっていることも忘れて、一心に詠み耽っておりました。
文藝の新しいジャンルが誕生するかもです、短詩型発の鑑賞創作。
いつもに増して本当にありがとうございます。(´艸`*)
再会 🪄への応援コメント
蓮の実や会釈のきれいな老婦人
80過ぎてもいつも凛としていらして、聞けばお能をされていらっしゃるとのこと。
どうりで体幹がしっかりとしていらっしゃる。
玄関先には金の屏風が立てられていてご自分の世界観がおありになるようで、その方のことを思い出してしまいました。
ごめんなさい、いつもアオイごとで。
作者からの返信
オカン🐷さん、いつもアオイさんの(´艸`*)ご厚情をありがとうございます。
そうですか、そんな高貴なお知り合いがいらっしゃるのですね~。
拙句に詠ませていただいたのはごくふつうの方でしたが、所作や言葉づかいがきれいで、なんてすてきな老婦人だろうと拝見いたしました。
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ティーカップで、世界を分ける。
思いつきそうで、思いつかない。
そういう物の見方が出来る方を本当に羨ましいと思いました。
いつか、そうなりたいです。
僕には、ちょっと遠いですが……。
今回も素晴らしい俳句の数々でした。
印刷の不具合をヤレと呼ぶのですね。
初めて知りました。
作者からの返信
@ramia294さん、おやさしい励ましをありがとうございます。
いつも自信がないので(あるわけないですけど(^^;)とても元気が出ます。
貴作へのご訪問が遅れたこと、どうしてか考えてみたのですが、ちょうど三連載を一本化したところで、何人かの方が一気読みしてくださったので、運営さんからの通知がいっぱいになっていたのだと思います。
言い訳めいて恐縮ですが、いよいよ認知症かと気が塞いだので。( ;∀;)
再会 🪄への応援コメント
さやかな風を感じました。
作者からの返信
西しまこさん、風を感じてくださってありがとうございます。