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花の鏡

1話目から読む
★
2

概要

ただの観光地。私にとっては過去と現在が交わる、特別な場所だった
　来年もまた会おうと誓った場所に彼は来ない。それでも彼女は晴れ晴れとした顔で、約束の地に立つ。まぶたを閉じれば薄暗がりの中に桜が散り。郷愁に似た想いと向き合えば、まだ追憶に浸れるような気がした。
  • 完結済 全1話
  • 6,231文字
  • 更新
あなたの思い入れのある楽器について、短編にて熱く語ってください。
4つのコレクションに含まれています
白雪花房
  • @snowhite

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