怖く、悲しく、美しく

短編ホラーの完成系を見た!
読後にそんな感想が浮かんだ作品です。

舞台設定から伏線、恐怖の演出にセリフまで本当に隙がないです。
読み返すと本当に無駄なく、全ては伏線で、その意外性が怖さを何倍にも引き立てます。

また読みやすくて美しい筆運びも作品の見どころです。
空気感とかやるせなさとか、一気に引き込んでくる没入感。まるで何話も追い続けた作品を読んだ後かのよう。

夏の終わりにおすすめの一作です♪

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