すれ違って交差して……土台になっているファンタジーな世界観も魅力。

バナヘイムの天才研究者フリッカとミドガルズ帝国貴族ゲオルグは大学で出会い、不器用ながら愛を育んでいた。
ところがフリッカは運命の悪戯か、暗殺の憂き目にあってしまい……転生!
ミドガルズ帝国のフェンサリル家に転生した彼女は論文発表を目的に動くが、なんとゲオルグは皇帝になっていた!!
自由奔放なフリッカと愛が重めのゲオルグ、二人の対比も面白いです。
じつは作者様が他所で連載されている、とある作品と世界観が地続きになっています。世界樹や“堕ちた森”、ミドガルズとバナへイム以外にも国があったりするんです。気になられた方はそちらも是非お読みいただければと思います!