ありがとう

私は満たされた気持ちで。

スマホの電源を落とした。


久しぶりに。

ぐっすりと、眠れそう。


ずっと。

待ち続けていたメールから。


ようやく。

解放されたのです。


さようなら。

貴方。


そして。

ありがとう。


私のアカウントを消した。


これで。

貴方とは。


そう。

全て。


切断されたのです。


貴方を想い。

貴方を呪う。


そんな。

切ない日々から。


ようやく。

解放されたのです。


さようなら。

ありがとう。


貴方に。

告げます。


大好きだった。

大嫌いだった。


貴方に。


さようなら。

ありがとう。


そして。

おやすみなさい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

たまには・・・ 進藤 進 @0035toto

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る