7月でした。
7月
『りんご飴』
『なんとかと煙』
『猫と嘘つき少女』
『あかつきづくよ』
『自動販売機まで歩く。』
最初に伝えておくべきは、7月の5作品中3作品が某自主企画絡みだという事である。
『異世界でおじいさんの古箪笥だったわたしは、空き巣勇者が盗んだ物を探してる。』は受賞出来なかったわけだが、ここで他の作家さんの作品を読みラブコメや異世界転生とは違う、別のカクヨムを発見した事はとても幸せだった言ってもいい。
「小悪魔系後輩モノばっかり読んでたのにね」
ぐさり。
そして、数ある綺羅星のような作品の中で出会った一輪のハイビスカス、某自主企画賞受賞作品。
『花は、咲う。』 祐里(猫部)さま
https://kakuyomu.jp/works/16818093073805452885
こちらを拝読させて貰った事が、その後の方向性と、言うか純粋に、自分も「小説」を書いてみたいと思うきっかけになったわけである。
まずはとにかく皆様にも是非読んで欲しい。
名残り惜しいが、ここはスランプを脱する為のイマジナリー文芸部。通常営業に戻ります。
「じゃあ、まずは5月と同じくうまく書けたな、ってのを教えて?」
「『りんご飴』、『なんとかと煙』、『自動販売機まで歩く。』ですね。この3つとも、某自主企画関連です」
「ふむふむ。やっぱりテーマとか自主企画なのかな······」
それもひとつとは思うが、現在は自主企画を回ってもなかなか書けていないのが現状。
そして、この3作品が割とうまく書けた理由はそれぞれなんとなく分かる。
『りんご飴』は『前世が漆』後半のちょっと書き慣れて来た時に、肩肘張らず書いた割とナチュラルな感じ。描写にしても意識したのはりんご飴のくだりくらい。連載で手がよく動く時だったのかな、と思う。
そして『自動販売機まで歩く。』は割と好評頂いた事と、ちょっと変わった経緯があるので、勿体つけて次回に回す事にする。
「ここまでの感じだと、イメージしやすいテーマ、読まれる環境、力を抜く。そのあたりが共通点かな」
「あとは良い偶然、ですかね。あ、言わなくても······」
「まぐれに頼るようじゃ駄目だよ」
ぐさり。言わなくてもって言いかけたのに。
絶対聞こえてたのに言っちゃうあたり。良い。
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