第2話
ぐっどもーにん! 今日もいい朝だぜ! 外が見えないけどな!
という訳で眼が覚めたらベッドで寝てたわ。
ふかふかベッドって訳ではないが、俺の身体にジャストフィット、ほどよく暖かくていい感じではないか。
恐らくあのイケメン+美少女達が俺を保護してくれたのだろう。
よすよす、ちゃんと恩義に感じてくれたようで何より。よきにはからいたまえ?
なんて思ってたら目の前で美少女が俺の頭に濡らしたタオルを置いてた所だったわ。
おはよっすwwwwww
起き上がると美少女が俺に抱き着いてきた、うーむマンダム。
なにはともあれ腹減ったのでおいしみをぷりーづ
―
皆の衆聞いてくれ。
俺の目の前に異世界のおいしみがあるぞ!!
いや、おいしみかと言われれば多分絶対違うかもしれんが、異世界初の食べ物だ、おいしみとして扱うに決まっている!
何せ異世界転生ファンタジーでお約束ともいえる、なんか欠片っぽいのが浮かんでる塩スープとバカみたいに硬い黒パンだぞ!
日本じゃ寧ろお目にかかる方がレアな食い物だ、あるいみでこれもおいしみである事には間違いない!
好きなだけ食べてくれとイケメンが言ってたので遠慮せずに食うお!
まずは塩スープを一口。
うまい! うっすい塩味がするお湯にしか感じないがそれでもうまい! うーむ、これもある意味でおいしみですね。
次は黒パンだ。死ぬほど硬いので塩スープに入れて食べるにょふ。
ひたひたひたひたひたひたひたひた。
良い感じに沁みてきたので一口。
うむこれもまたおいしみですね、わかります。
って、スープが跳ねて目に入ったんじゃが!? うごごごご、いたくはないけど暑いんですが! 目をこすって・・・ふぅ、よしよし。
という訳でおいしみを食べ続ける。
って、なんやおまいら何でこっち観てるんだよ? やらんぞ? これは俺のおいしみだからな。
なんて思ってたらイケメンが俺のスープを継ぎ足してきた、追加で黒パンも。
なんやお前良い奴じゃないか。やはりイケメンは行動もイケメンなんじゃろうなぁ。まぁ何せ今の俺は美幼女だろうからな、今のうちに唾を付けておいてる可能性もなきにしもあらず。
なんて思ってたら美少女二人がイケメンに文句を言ってた。どうやら二人も俺においしみを追加したかったらしい。ふっ、命を救ってやったからな、おいしみを献上しようとするその心構えは良し!
ってか、この3人組ハーレムじゃあなくて姉二人と弟らしい。確かに見た目が同じ絵柄に見えるしな。ほーんハーレム主人公じゃなかったのか。寧ろ何と言うか弟と言う事で立場が低そうだ。涙ふけよ。
おっとりしてる感じの方が長女で、ちょっとキツメな表情してる方が次女か。でイケメンは長男で一番下と。
とりまそんな情報はどうでもいいのでおいしみを頂く。
噛めば噛むほど甘みが広がってうまいっすね。意外と美味いじゃん黒パン、初めて食べたけどこれは異世界初のおいしみとして俺の脳内おいしみフォルダに保存しておこう。
その後俺は結構な時間をかけておいしみを食べつくすのであった。
後所でイケメン君?
どうして君は俺の事をおいしみと言うのだね?
き、貴様まさか俺を食う気か!? 性的に!? そこの二人! 俺の貞操の危機ですぞ! 助けたんだから俺を助けてください!
って、美少女二人も俺の事をおいしみと呼ぶんだが、何なの実はこれ最後の晩餐だったの?
や、やんのかこらぁー! ち、チートが火を噴くぞおらぁあああああ!!
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愉快な奴ですが一応主人公なんです。
10分位で書いたので、頭空っぽにして読んで下さい。
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