3■「参加問題」に関するわたしのスタンス

 この発表で主にとりあげるのは、WSで配布された要望書のなかのコメントです。特定の個人や団体を批判することが目的ではありませんので、個人名や団体名はここでは発表しません。


 なお、わたしは大筋では有志のかたがたの要望に賛同します。ウィークエンドが参加要件に挙げている「戸籍」と「SRS」は、言うなれば「お上のつくった法律」からきたものです。レズビアンであること、女性であることをなど、マイノリティへの差別や抑圧、不利益は、「お上の法律、あるいはその法律の不備」によってもたらされることが少なくないのに、その法律を参加要件の最終的な拠りどころにするのはひじょうに危険であり、むしろ法の不備を指摘し、改善を求めていく姿勢が必要だとする主張には賛同します。

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