青春だぁー!しかも嫌味のなく、清々しく、爽やかな青春。かーん、と抜けた青空。流れて止まらない汗。ちょっと、人に言われたことでモヤモヤしたり……、部活が上手くいかない事もあったりする。高校生、この夏は、一度きり。そばにいつもいてくれたのは、幼馴染だった。読んでるあいだじゅう、顔が、ニコニコしてしまいました。読後感も、良いっ!六千文字も、長く感じませんよ。おすすめです!
高校生の夏は特別な思いでできている――ひたむきな情熱に想い焦がれる青春物語です。甲子園が見えてきた夏の夢も――甘酒に丹精を込めた夏の味も――耳に優しい向日葵の夏の声も――程よい塩梅として、夏の熱に溶け合わさるように心に沁み入ってきます。これらの素晴らしい感性とバランス感覚――夏を制するものは青春を制するのか?様々なテイストで迎える夏のおもてなしに一任したい。夏があなたをエスコートするように、気づけばこの物語に魅了され、引き込まれていることでしょう。
誰もが通る青春の1ページを開いたようなお話。純粋で、一生懸命で、素直になれないこともあって、少しシャイで。力いっぱい青春!! って感じで、気持ちよく、純粋に涙してしまいました。この中には、ぜひとも食べてみたい甘味も隠れておりますぞ♡是非♪
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(159文字)
大会というと運動部のイメージ高校生で大会といえば野球部大会に最も縁遠そうな家庭科部だけど、実は創作レシピの大会が迫ってる暑い夏の部活熱い声援を送りたい野球部の彼そしてモヤモヤのレシピどうなる?どうする?ひまわりは咲き誇れ
家庭生活部の夏菜は高校生レシピ開発大会の県大会に出場予定。幼馴染で野球部の海斗も大会に向けて野球を頑張っている。そんな二人の夏の青春物語。目標に向けてひたむきな夏菜を思わず応援したくなります。そして幼馴染の海斗とのほんの少し甘酸っぱいやり取りには頬が緩むでしょう。是非夏の青春物語を楽しみましょう!