第四話 過去
小さい頃はまだ可愛げがあったって
◯◯「ねぇ!いっしょにやろぉ!」
◯◯「お母さん!大好きだよ!お父さんも!」
やけど、小3から少しずつ変わっていった
自分を守るためだから、嘘をついて過ごしてきた
親ってゴミその辺に放置するの
だから僕も放置したのすごく嫌がっていたと思うよ
隙間にめっちゃ入れてやったの
半分嫌がらせ
自分の部屋と親の部屋にやってたこともある
でもそのせいで親も自分も変わった
父親「なんで宿題しない!?」
自分「めんどくさかったから」
父親「お前高い金出していかせてやってるんだからちゃんとしろよ!」
自分「…わかった」
自分「すごい…イラストと実写だけでこんな輝けてるんだ
いいな、この人たちすごく好きかも」
でも親からも友達からは
「きもい」
「なにそれw」
「気持ち悪過ぎでしょ」
「とっとと降りろよ」
やめてほしかった
陰口、いじめ、嫌がらせならいくらでも耐えるから
僕の好きな方達はバカにしないで欲しいよ
自分「……(早く死にたい)」
母親「◯◯!!」
自分「…はい」
母親「なんでしないの!?あんたはこの家で一番上なんだからちゃんとしろよ!」
自分「…下の子達にも言ってよ(小声)」
母親「あ??やれお前が一番上だから」
自分「……」
母親「返事は?」
自分「はい…」
なんでなんでなんでなんで
一番上だからってもうやだよ
毎日親は…
「死ねばいいのに」
「生まれてこなければよかったのに」
「お前さえいなかったらよかった」
「お前がいなかったら幸せだったのに」
もうやめて欲しいんだ
僕のことを壊したからじゃん
僕は僕でいたらダメなの?
なんで?
自分らしくでいることは人を嫌がらせるものなの?
◯◯「りすか…すごく楽になる」
ずっとずっと溜まっていたものが消えていくような感じ
でも、親にバレた時
母親「なにこれ」
◯◯「…なにもない」
母親「りすかなんでしたの?そんなに不満なの?
母さんにいってみーや、なんでも聞くから」
◯◯「……」
''リスカしたのは辛いから''
なんて言えるわけない
辛くて行きたくなくてなんどもなんどもしにたかった
嘘つくのは悪いって頭で理解していてもすごくしんどかったの
何かで偽らないと自分がこわれそうだった
自分だけど自分じゃなくて
何度もネットに逃げた
親の使ってないスマホをセットアップして
逃げていた
でもバレて
リセットされて
全て失った
大切な人も
好きだった人も
相方も
仲間も
友達も
''またひとりぼっちにになっちゃった…w''
偽ることはいいことでもあるし悪いことでもある
だから僕はキャラを作る
欠陥品の都合のいいお人形な僕 ななと @nana_niko
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