第三話 学校終わり、地獄の帰り道








にこ「やっと終わった…かえろ」







電車にのり自分の空間へ入る








他の人からはただ高校生がイヤホンつけて座っている





僕は今日あったことを5人で話し合っている




周りにバレたことなんてない






だって偽ってるから





















れん「お疲れ」


にこ「おつ」


ゆみ「よく我慢できるよねぇ」


にこ「できるなら今すぐに殺したい」


あい「やめなさいやめなさい」


にこ「だってなんで言われないといけないんだよ


   いわれる身にもなれって話!」


あい「わかるけど…」


にこ「あーうざいし、私の体調も考えて欲しいわ」


れん「がんばれよ、俺らはその辺苦手なの、にこしかいないんやから」


にこ「そーやけど、れん喧嘩したときは出てよ?あんたが一番楽なんだから」


れん「へいへい」


あい「その前に壊れないようにね」


にこ「当たり前でしょ」


なな「にこが壊れたら多分時間の問題で全員壊れる説」


れん「それな」


ゆみ「ななが珍しいこと言ってる…!?」


なな「ゆみしばいていい?」


れん「お好きにどうぞ」


にこ「上に同感」


あい「死なない程度ならいいんじゃない?」


ゆみ「は??助けなさいよ!!!」







なな「あーさっばりした!」


にこ「おつかれー」


ゆみ「もう二度とななの愚痴聞きたくない」


なな「いいじゃん、、結局大切な日は全部僕が出てるんやし」


ゆみ「まぁーそやな」









こんな感じに毎日会議



日によって話す内容は違うしいきなり入れ替わる時もある











僕が人格が増えていると確信したのはちょうど四年前の冬からだと思う










































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