第2話

僕はただ目まぐるしく変わってく環境が

理解出来なかった。

それだけは覚えてる...

それまでは優しかった父も母は偽物だって

知ったのはこの時

何故なら

父が浮気してたように

母も浮気してたのだから

なんなら妊娠してた様だ。

その年には妹が産まれた。

だから僕には同時に居場所が無くなった。

母も父も形としては和解になったみたいだ。

だけどお互いの浮気相手は消えて

両親は離婚になった

親権は母が持ったみたいだ

だけどそれに意味なんか無かった

住む家が変わった

母の実家に住むことになった

すごく田舎の所

周りは田んぼと畑と山と林しかない

そんな風景の場所だったね。

僕は小学生になった

多分そこから薬飲むようになった

僕は自閉症を改めて抱えてたみたいだからな

具体的に僕が強い感じる症状は

簡単な人の気持ちが分からない

人が言った物事の深い所の意味とか

そう言うものは見ることが出来る

だけどほんとに普通の人なら分かる

そんな事だけが極端に分からなかった

これは今でもそう

だから沢山沢山普通のふりをする練習した

ひたすらに人との関わり方

心情、思考、意味まで考えただけど

その簡単な事は分からなかった

話しを戻そう

小学生になったと同時に僕は独りだった

何故ならその環境は僕が居なくても

成立していたから

つまりだ居場所がなかった

ボッチでした。

だけど僕はあまり記憶にないけど

多分まだそういうのは分かってなくて

必死に明るく過ごそうとしてたはず

何故なら帰って来たらまず殴られたから

仕事が面倒かった、文句言われた

全部お前のせい、お前が悪いって

毎日毎日殴られてたから痣も沢山出来た

だから毎日毎日長袖しか着れなくて

プールは全部欠席させられた

少し止める

母のことを母と呼ぶだけで

とてつもない嫌悪感が襲ってくるから

ここからは「敵」と表記する

この表記はこれから沢山使うから

覚えてほしい。

話しを戻す

敵は外面だけは良かった

所謂「良い母親」を演じるのが上手かった

何かあれば僕は障害者だからって言葉を

盾にして好き放題言ってた

ちなみにいうと妹は普通にそれこそ五歳までの僕みたいに普通の子供として育てていた

何故かわかる?

僕にこういう扱いをする理由それはね

「僕が障害者だから」

「僕にあいつの血が流れてるから」

「僕が生きてる事が悪いから」

「僕が嫌いだから、生きる価値ないから

「僕があの時全てを壊したから」

らしいからな

そのあと首締め上げられて

壁に叩きつけられたの覚えてる

多分僕はこれで

結論つけた事を覚えてる

「この人はもう僕の知ってる母親じゃないん

だって」

「この人は僕の敵」なんだって

「僕は生まれてきたらいけなかった...

普通の人間になれないから生きてる

価値も意味も理由もない」って

僕は小学生2年生でそれがよくわかった。

僕にだされた食事は焦げてたりとか

そもそも無かったことも多々あったけど

妹は普通の食事に子供に対しての扱い

そうやって時間はすぎていった


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それでも僕は幸せになりたいから しょう @sho26

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