第1話
僕の名前はそうだな
しょうと名乗っておくね!
よろしく!
僕が最初から不幸かっていわれると
それは否定する!
僕は多分最初は幸せだった
父も母も僕に優しくしてくれたし
僕は多分普通の暮らしが出来てたんやと思う
そうだなそれは五歳までは続いたね
多分その時には僕は自閉症だって
診断されてた記憶がある
僕はこれでも昔から図鑑とか本を読むのが好きだった。それこそ恐竜が凄く好きで
図鑑を5冊持ってた記憶があるくらいには
でもどうも昔から手が上手く動かせなくて
文字を書くのがほんとに苦手で今となっては
手が震えてまともに書くことすら出来ないけど、だからこそ読むのが好きだった!
これは今でもそうだね。
だけどね!そうやっていられる時間なんてもう残されてなかったんやから...
多分それが音もなく崩れ去って言ったのは
あの出来事が合ってから
五歳の時に両親が抱き合ってるのみて
何してるか聞いたら愛し合ってるって
言われたそのあと別の部屋で
寝かしつけられた
それから一週間ぐらいしたときに母が
帰省して家に居ないことがあった
その日は凄く暑くて夜に目が覚めた
そしたら知らない女の人と父が抱き合ってるのを見て「何してるの?」って
僕が聞いたら
父「愛し合ってる」って答えたから
そういうものだと思うしか
その時は知らなかった
だけどそこからは早かったとてもとても
僕は母に知らない人とでも愛し合うものなの?って母に聞いたら
母「どういうこと?」って聞かれたから
僕はその時の話しをしたら
僕は突き飛ばされて
今まで見たことないくらい母が怒ってる姿を見た。父がその事を問い詰められて
僕が嘘つきだって言った
だけどそんな事はなくて
父はずっと母に怒鳴られてた
僕はそんな姿をただ泣いて
みてるしか出来なかった。
どうやら色々と話し合いが終わったみたいだ
母は一目散に部屋を出て行って
父と二人になった
そしてしばらく時間がたって
泣き止みかけてた。
そうその時だった
僕は多分初めて他者から暴力を受けた
今でも忘れない
父は僕の事を5回殴った
そして首を絞めた
「何でそんな酷いことするの?」
「そんなに痛い事しないで」
「もう辞めてよって」
「ごめんなさい、ごめんなさい...」
って言っても父は
「お前があいつに教えたから俺たちは家族で
居られなくなるよ」
「全部お前が喋った事が悪いって」
「お前見たいな障害者じゃなくてまともな人
間だったらそれくらい分かってた」
「お前はもう俺の息子じゃないって」
言われた言葉はずっと覚えてた
その意味を知ったのはかなり後になるけど
少なくてもこの人はもう僕が知ってる
父じゃないって事は分かった
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