大阪「再戦や東京」東京「^^」

@moyasideusu

大阪「再戦や」東京「^^」

東京「ほう…またですか…」

大阪「この前は負けてもうたけど次はそうはいかへんで!」

東京「いいでしょう、どうせまた私が勝つでしょうけど^^」

大阪「そんなに余裕ぶっこいとると後悔することになるで!」

東京「ではまた明日、精々それまでに作戦でも考えておいてください」

東京「その足りない頭で、ね^^」

大阪「クッソ東京のやつ舐めおって…」


大阪「という訳でまた東京共と戦う事になった」

兵庫「おっしゃあんときの復讐や」

広島「で、また主戦力は俺たちでいいのか」

京都「私たち以外に特段目立つ子もおらんしねぇ」

福岡「…」

島根「(また戦いかぁ…)」

京都「作戦はどないします?」

大阪「作戦?そんなもんはない!」

一同「え?」

大阪「作戦なんて立ててる暇があるんならトレーニングや!ワイは今から行ってくるで!」

一同「…大丈夫かなぁ…」


東京「…という訳です。」

埼玉「はぁ?また懲りずに私たちに勝負挑んで来たわけ?」

北海道「ま、何回やっても我々の勝ちには変わりないだろう」

宮城「とは言え油断は禁物、もしかしたら…ということもあるからな」

神奈川「その為にも作戦は必要でしょう」

愛知「…」

グンマー「(^q^)あうー」(ガシガシ

埼玉「ヒィッ!?」

神奈川「…こいつはどうします?」

東京「そうですね…グンマ-は確かに強力ですがその分リスクも大きい…」

東京「よほどの事が無い限り使わないことにしましょう」

埼玉「ふぅ…よかった…」

東京「では私は一人で作戦を立ててきます」

北海道「でしたら私も一緒に…」

東京「一人で作戦を立ててきます。同じことを二度言うのは嫌いですよ^^」

北海道「は、はい…」


東京「ここはこうして…いや、こうの方が成功率は高いか…だがもしこれが成功したら我々は一気に有利になるのは間違いない…」

大阪「あいつを!この手で!ぶっ飛ばす!」

東京「ふぅ…疲れましたね…明日に備えて休息を取りましょう」

大阪「…でもさすがに疲れてきたな…明日に備えて寝るべきか…」

ドゴォ!

大阪「!?なんや!」

???「ふーん、不意打ちな上君はかなり疲弊しているはずなのに…」

ダァン!

???「まぁ、そんなに疲れているんじゃそう長くは持たないよね」

大阪「(クッソ完全に油断しとった…武器もないしどないもできん…)」

大阪「詰み《チェックメイト》にはまってしもうた!」

バキッボコッメキッ



グチャッ


翌日

京都「な、なんどすかこれは…」

兵庫「あ、あ、」

兵庫「兄貴ィィィィィィ!!!!!」

福岡「…ッ」

広島「これは…誰がこんなことを…」

兵庫「あ!?こんなことやるやつ東のやつらに決まっとるやろ!」

広島「まだ勝負は始まっていなかったというのに…」

京都「ほんまに…酷い事しはるなぁ…」

兵庫「…ここからはワイが大将や」

兵庫「ワイが、ワイらが兄貴の仇を討ってやるんや!」

広島「あぁ、この戦いは大阪の弔い合戦だ」

京都「私たちも全力で行きましょうな…」

島根「(…本当に東のやつらの仕業なのかな…?)」

島根「(僕の予想だとだと寧ろ…)」

島根「(いや、証拠もないのにこんなこと言うのはかえって混乱を招くだけだ、やめておこう)」

兵庫「取り敢えずはこの四大将で顔合わせといこう」


関ケ原

兵庫「敵の五大将はやっぱり前と同じか…」

兵庫「北海道、宮城、埼玉、愛知、東京…」

京都「兵庫はん、もっとよく見ておくれやす」

兵庫「あれは…東京じゃなくて神奈川!?」

兵庫「おい!東京はどこだ!」

埼玉「はぁ!?あんた達が東京さんを殺ったんでしょ!?」

広島「え?そんな事知らんぞ?」

広島「お前らこそよくも大阪を!」

宮城「大阪?俺たちは知らないぞ!」

広島・北海道「あいつら…とぼけやがって…!」

兵庫・神奈川「兄貴東京さんの敵討ちや!」

ドカッベキッ

兵庫「グッ…流石に強いな、神奈川…」

神奈川「…お前もな…」

広島「オラァ!」

神奈川「無駄ァ!」

神奈川「私一人で二人が相手か…受けてたとう!」

京都「あぁ…どこに助太刀しましょ…」

埼玉「あんたの相手はこっちだよ♪」

埼玉「まぁあんたなんかが私の相手になるとは思わないけどね♪」

京都「しょうがない…私も本気を出しましょか…」

北海道・宮城「お前は力だけなそっちで最強だろう、我々二人で相手しよう」

福岡「…来い、まとめて相手してやろう」

キィン!ガキン!ガッ!

神奈川「(…何かがおかしい)」

神奈川「(…なにか…具体的には言えないが何かがおかしい)」

神奈川「(なぜ人数で勝る俺たちが押されているんだ?)」

神奈川「(東京さんが死んだせいで作戦がまともに立てられていないせいか…)」

神奈川「お前ら!ここは一時撤収だ!」

埼玉「え~?このまま押したら勝てるでしょ?」

神奈川「勝てても被害が大きいと意味がない!それに我々が押されているという事はあいつらもなにか作戦があるのだろう!このままいくと思う壺になってしまう!」

埼玉「…わかったよ、みんな撤収!」

北海道・愛知・宮城「は、はい!」

広島「あいつら逃げましたよ!追いかけましょう!」

兵庫「いや、いい。」

兵庫「ワイらが数的不利なのは変わらんしあいつらを追えば追うほど敵の本拠地に近付く。」

兵庫「それに我々は不利な中必死に戦い一人も死なずに生き残ることができた。全員が生きていることが最重要だ」

広島「ひょ、兵庫さん…(ウルウル」


兵庫「…と、帰ってきたが…」

京都「まさか東京もやられているとはねぇ…」

広島「あいつらが嘘を付いている可能性は?」

兵庫「それは無いだろう」

広島「そう言い切れる根拠は?」

兵庫「…あいつらは…神奈川達は嘘を付くようなやつらではないんや…」

京都「…その言葉、信じましょう」

広島「…作戦はどうする?」

兵庫「双方の大将がいない今、最初で最後の大激突になるやろな」

兵庫「四国」

四国「はっはい!」

兵庫「香川を先頭にしてワイらの一番近くで戦ってくれ」

香川「仰せの通り」

兵庫「そして徳島」

徳島「…何を言われるのか見当もつかないな」

兵庫「はは、何言ってんだ分かってるくせに」

徳島「いーやなんも分からないな」

徳島「ワイなんかがなにできるのかねぇ」

徳島「…「手入れ」は順調か?」

兵庫「少なくともお前に任せるよりはな」

徳島「そりゃぁありがたい」

京都「徳島なんかがそんなに重要なんどすか?」

兵庫「ああ重要になってくるよ」

兵庫「ワイの手入れのおかげで」

徳島「ワイの能力のおかげ、な」

兵庫「九州」

九州「オウ!」

兵庫「お前らは一人一人が強い、だが統率が取れていない」

兵庫「これからは福岡の指揮下で行動してくれないか?」

福岡「…私は指揮は苦手だが」

兵庫「指揮が苦手でも「敵を切り刻め」ぐらいの命令はできるだろう?」

福岡「…そういうことなら…その任務、果たして見せよう」

兵庫「中国」

中国「ハイ!」

兵庫「島根、鳥取は京都の下に、それ以外は広島の下に」

広島「この戦争、俺たちで勝利に導いて見せるぞ!」

兵庫「近畿は奈良は京都、それ以外はワイの下に来てくれ」

京都「兵庫はんのやりたいことがなんとなくわかってきましたわ」

兵庫「では全軍…東に向けて…」

兵庫「出陣!!!」






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