Story A（将と真琴）

あとがき

　心は、子供のままのピュアーさを持ち、社会では一人前のキャリアウーマンとして頑張り過ぎて生きていた女と

　純情と言う幼さを隠して大人になろうとして心は大人の世界で擦れ過ぎて、彼自身のアンバランスさの中でもがいていた男

　隠された美しさと煌びやかな美しさの中の醜さ

昔、愛した男が自分を愛してくれていた事を知らず、親友の嘘でその愛した男と結ばれず、何十年と言う時を経て、またその愛した男の息子と出会ってしまった。自分たちの世界や価値観の違い・年齢の差と言う難問の中で悩み、決心していく。

　貴方なら、どうしますか？

この世に生まれて、出会った人と様々な状況で自分が幸せになろうともがいている。その事がこの世に命を与えられた自分たちの目的であり、もがく事で自分の存在価値を知らしめている事ではないでしょうか？

人間同士で嫉妬、憎しみ、悲しみ、虚しさ、愛おしみ・・・の感情を通して、怒り、悩み、泣き、笑い、愛するのが人間なんだと思う。

そうですよね？　将・真琴。

あのイチョウの葉は、どこへ行ったのか？

神の悪戯は・・・

随分昔に初めて作成した短編です。ご覧になって頂きありがとうございます。その時その時の自分の心と脳の狭間で作っています。