みなさんは、怖い夢を見たことがありますか?
私はあります。
何度も繰り返し同じ夢を見たり。
夢の中で誰かに殺されそうになって、「……これは夢だ。起きなきゃ!」と思ったり。
本作は、そんな怖い夢を元にした怪談……だけではありません。
夢と現実の境目があやふやになるような、そんな仕掛けが施されています。
ひょっとしたら、純粋にフィクションとして創作されたホラーを楽しむ上では、むしろノイズになってしまうかもしれません。
しかし、その仕掛けこそがこの作品の醍醐味だと思います。
それは、いかなるものなのか。
答えは、本編でお確かめください。