黄金に光る糸

浪人の鞍馬玄城は、仕官と引き換えに、とあるものを都の若殿のもとへ届ける仕事を引き受ける。それは黄金に光を放つ《糸》であった。その糸を奪うために玄城に差し向けられたのは、かつての親友、旅川貫来であった。はたして鞍馬玄城の運命やいかに――


第七回こむら川小説大賞参加作です（お題は「光」）。

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【本作の狙い】
・「どういう山場がある作品なのか」をなるべく早く提示する
・キャラクターの最初の印象に対するギャップが後の展開で明らかになるようにする