第3話 今日は学校でござる…!


 最初の垢抜けとして散歩をした陽太、なんやかんやあって学校の日になった。


 家の従者にいつものように学校まで車で送ってもらい、陽太は教室で本を読んでいた。そんな陽太の後ろから陽太の目をふさぐ女生徒が。


「だ~れだ?♪」


 と問いかけた、だが陽太は特に気にしたそぶりもなく「やれやれいつものことでござるな…」と思いながら後ろの女生徒の質問に答えた。


澄玲すみれでござろう」


「正っ解! 陽太くんは流石だね~」


「ふっ、ありがとうでござる」


 いつもやられていることに呆れながらも、褒められたことが嬉しいのか素直に受け取る陽太。


キーンコーンカーンコーン


「おーい、みんな席につけ~ホームルームを始めるぞ~」


「「「「「はーい」」」」」


「それじゃまず出欠からとっていくぞ。一番…」


~~~~~~~


「よし、とりあえず今日の話は以上だな。何か聞きたいこととかはあるか?」


シーン……


「ないみたいだな、よしそれじゃ号令」


「起立、気を付け、礼」


「「「「「ありがとうございました」」」」」


 いつものように行っているホームルームが終わり、教室は友達と駄弁る人、次の授業の準備をしているもの、サボるためにどうするかと考えているものと様々だった。


「ふっふっふ、今日は失敗しないでござるよ!計画は完璧でござる…!!」



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変わりたい拙者♂の垢抜け譚! ごりこ @koa010

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