夏と寝顔

@eringi10

第1話 始まり

夏の中盤、ため息の中に私はいた。

所々、目に見えない努力と人影がいた、もちろん自分もその一員だ。 

外に出て夏の中の冷たい空気を感じながら目的地へと歩み出した。

様々な思惑が立ち込めるこの町で「自分は何者で何になれるのだろう」なんて無意識に考えながら歩んでいた。 

私が唯一安心できる場所に到着するとすぐに気を失った。

翌日気がつくと、目の前には寝顔があった、いつもの事かと自分に言い聞かせ、準備をしてまた同じ場所に向かう。 

いつものように時間が過ぎ、葛藤と欲望が入り混じる、私はそのような空間にいる時「無意識の世界」にいたようだった。私は私、でも私は私ではないような、なんて考えてるうちに世界は静まり返ってきた。

そんな夏を私は伝えたい。







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