Seventh Night

バックミラー越し 遠のく街明かり

過ぎ行く日々の残像が 僕らを追い越す


星を探しに行こう 君がそう言って

退屈から逃げるように 走っていく


遠くまで来たな 随分 見知った知らない 道のりを


いつかの海で 聞こえた あの歌

星を探しに行こう 君が言うんだ

遠くの街明かり 揺らめいた日々で

僕らは止まったまま いつかの海で


焦燥が僕らを駆り立てる 日々の残像

星が照らす白波 変わらない姿で

いつだってそうさ 僕らこの場所で

変わらないまま 変われないまま


夏の夜の闇は 潮風の匂いで

君は星を探す 日々の残骸の中で


いつかの海で 聞こえた あの歌

星を探しに行こう 君が言うんだ


ヘッドライト 照らす道の上

見えない星を 今日も君は探す

遠のく日々の残像 海鳴りが震える

僕らは止まったまま いつかの海で

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

作詩2 藤原琉堵 @ryuto_fujiwara

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る