魔なのか、精霊なのか、それとも神なのか……物語を重ねて、尚、ミステリアスな魅力を振りまくノアールと、その道連れ、ラゲルナの冒険を描く最新作です。ラゲルナが背負った苦悩へ直面していく展開は、これまでの物語を知らなくても十分に楽しめるけれど、できれば過去作をご覧になって下さい。きっと癖になりますよ!
話の流れを作るのがとてもお上手だなと感じました。ストーリーにちゃんとした筋道が立てられていて、さくさくと読むことができてとても心地よかったです。ノワールという特異な少女の描き方がとても美しく、ほんの少し狂気のようなものも感じました。これからも楽しく拝読させていただきます!(EP.魔弓までのレビューです)