恐いようで恐くない話ー地震編

クライングフリーマン

地震編

 南海トラフ地震と名付けられた予想図は、東海地方から、四国地方までの、ソーセージみたいな形の沿岸領域で、元は2つの過去の地震データを合体したものである。

 それぞれがソーセージみたいな形で合体した領域。その全体が震源地になるのではなく、最小公倍数的な領域である。

 エーキャップビーとエーカップビー。今は、もう教えていないのかな?

 確か高校1年生の時に習った。今回の、宮崎地震は、その予想領域から外れている。

 絶対関係無いとは誰も言えない。でも、「絶対関係ある」と枡屑は言いたがる。

 予想領域から外れている、と言った専門家は「のけ者」にして、彼らの思惑通りに話す医者っぽい人にしゃべらせる。

「用意した」新型コ〇ナと枠朕は、10月接種に変更されたから、すぐには「煽り」のネタには出来ない。

「五輪の後のお祭り」のネタを渇望していたら、「降ってわいた幸運」、と地震を評価しただろう。予想外に「犠牲者」が少なかったから、今度は地震自体で「揺すってやろう」「揺さぶってやろう」と画策する枡屑。「絵にならない」と言って、棚から商品を退けさせて、いかにも「全国的」に品不足が存在するかのようなパフォーマンス。

「他人の不幸は蜜の味。自分チの不幸は苦い薬。」「なくて七癖あって四十八癖」

 全国的に「買い占め」が始まったと煽り始めた。

 オイルショックの時に、一気にトイレットペーパーが無くなった。

 最初は主婦が、と言い訳しているが、その主婦をインタビューして活字化したのが、新聞。

 今の「トイレットペーパー」価値の印刷物。そして、系列の会社が便乗。

 かつての佐藤栄作元総理大臣は、「新聞は嘘を書く。新聞は下がれ、テレビは前へ。」と記者会見の時に恫喝した。

 今は、新聞も雑誌もテレビも「記者」と言えば「煽り記者」ばかり。

「汽車は暴走をしても煽りはしない。記者は暴走もするし煽りもする。」

「何様だ?」「お邪魔様。」「お粗末様。」

「真凄み」と聞けば「何が五味だ!」と怒れる紳士淑女。じゃ、「枡の中の屑」でいいじゃん。

 ―完―


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

恐いようで恐くない話ー地震編 クライングフリーマン @dansan01

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る