今回も素敵な世界観でした。
薬屋りんちゃんのシリーズは、どことなく「諸行無常」とか「生生流転」なんて言葉が似合いそうな雰囲気で、「人間も野生の獣と同じように、命が軽く失われる時代性」などが感じられますね。「その中でも強く生きようとしつつ、怪異のような感じに触れていく人々」が出てくるのが魅力的だと思います。
人の命の儚さと強さを描いた感じは、手塚治虫の『火の鳥』を思わせる感じがあってとても好きです。
作者からの返信
こんにちは。いつも拙作をお読みくださって、ありがとうございます。いつも丁寧なご感想を頂けて、とても嬉しいです。
少々読後感の良くないものが多めのシリーズですが、最後までお読みいただけて良かったです(笑)
重ね重ねになりますが、ここまでお読みくださって、本当にありがとうございます!
上質な物の怪の話
冒頭から丁寧な文章で話に引き込まれました
平安か室町を思わせる雰囲気ですぐに気に入ってしまいました
蜻蛉については神というより式神かなっと思います
りんさんの不明な正体も気になります
影ながら応援します!