最終回9話:ライバルたちといつかちがう道で
見たこともなかった次元ホールの正体はルサシスの空間だった。
そしてあつかいは次元ホールの外。
超能力が使えるか
しかしルサシスはかるく
「まあルマリアだけが最後の生き残りと聞いていても誰か
戸塚はルマリアから話を聞いていたので飲み込みがはやい。
ルサシスが話し出す。
「ルマリアの能力のおかげで人間兵器を生み出せる。これほどの
「違うルサシス!私は……この能力で人間世界を侵略するつもりはない!居場所も仲間も失った世界でひとり生き残った
ルマリアの話をさえぎり、ルサシスは彼女の首をしめる。
「人間世界のことは俺にまかせろ。そしてこの世界で能力者を利用し、ともに一種の
茨鉄達は正義の味方でも悪の殺人者でもない。
「戸塚。ルマリアを助けたかったら組んだ方がいい。
事情が複雑そうな2人にさっきまで戦いあっていた
ただ
「ま、ルマリアって恋人がどうなるのか気になるし
腹の底に何を考えているか分からない
ルサシスには戸塚の雷がはじかれた。
ルマリアには
足並み
「
ルサシスがうでを振り払って4人の能力をはらう。
うらみ続けた者どおし分かり合えるわけはなかったが
あれだけ人に嫌がらせをし続けた人間が異種族の女性を真剣に守ろうとしている。
ルサシスは
「組むのは一回だけだ。この腐れエリート」
「足引っ張るなよ根に持ち
を風を使って生み出し、
「今回だけ協力してやるよ」
水上ドームがルサシスへみち、「くそてめえら! 」とルサシスが
「ルマリアは……渡さない!」
ルサシスのみ電解水にしているのかルサシスも大ダメージをおった。
「く、くそ!ルマリアの……次元ホールの超能力がここまでとは……」
「あんたが来たってことはルマリア以外は
そこを
「俺達がとめる。ったく。超能力者バトルなんてしてる
構えている4人のまえでルサシスからのがれたルマリアが4人の元へやってきた。
「次元ホールを閉じる! 」
なんだと?
「ルサシスのような者たちがやってこないようにするために私もはらをくくる。それと超能力者問題がおおやけになったら今まで通りの生活もできない。もう、私の
瀕死のルサシスもまだ何かをねらっているのか攻撃しようとする。
「「俺達の作戦を忘れるなあ!」」
ルサシスの不意打ちをふせぐために本体を隠せる超能力者の
で細かくルサシスを攻撃する。
「お、おまえたち……ここまで……」
ルサシスに何もさせず倒すことに成功した。
複雑な心境の4人へルマリアは手を広げ、次元ホールを閉じる。
「前々から能力者がふえることに疑問はあって、いつ閉じようか迷ってた。私も戦いを楽しんでいたのかも。
すると
「次元ホールが閉じたあとは超能力は消えるのか?次元ホール外でも使えるやつが他にもいて2つめの能力があるやつもいるかもしれない。それにルマリアだけが次元ホールの力をあつかえるとは思えない。まだ
たしかにそうだとルマリアはため息を心の中でついていた気がした。
すると
「俺たちには拳と蹴りがあるだろう?」
静かにそういって次元ホールの大地をけった。
「命令通りに戦ってから
「おたがい
「その
「へっ。じゃあ少年漫画みたいなライバル関係に落ち着かせるか。で、
決まってるさ。
移住先を決めながらトレーニングを続ける。
「俺は誰とも因縁がなかった。それに歳上だからルマリア達がこの次元ホールを閉じたあとの世界でストレスが溜まった元超能力者たちをとめる」
いまはそれでいい。
こうして短期間異世界……ではなく異次元バトルはいったん終わった。
誰かのために結局、
水、しっかり勉強しないとな。
とりあえずそれもふくめて全国全世界にある水周りの仕事に就職や転職をしながらゆっくり移住先をきめて戦うか。
それもまた人生だと信じて
[完]
水をあつかう筋肉質のおれは他にもライバルがたくさんいて戦わざるをえない理由 釣ール @pixixy1O
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