一番怖いのは人だなぁ

 自分達の娘を平気で閉じ込めて、テレビを見て笑い合う。そんな事の出来てしまうのだから、人間とは如何に残酷で怖い生き物なのだろうか。この作品はノンフィクションだろうが、今のご時世、実際にそういうことが起こらないとも限らない。
 幽霊と交流を深めることは少女にとっては、かけがえのない日々だったのだろう。場面転換して人形が二つになったのには様々な考察が出来るが、私にはバッドエンドは想像できなかった。
 短いが心に残るものがあった作品。